農林水産省の「ありが糖運動」(「ありが糖運動」~大切な人への「ありがとう」をスイーツで:農林水産省 (maff.go.jp) )との連携企画「ふるさと納税返礼品お手頃スイーツ」特集の第3回は北陸編です。
北陸は山と海の幸に恵まれ、いにしえより日本の食文化を支えてきました。現在もその流れは脈々と受け継がれています。そうした北陸の、素材や技にこだわりを持つ8つのお手頃返礼品スイーツをご紹介します。
※ふるさと納税制度の詳細はこちらを参照してください。
※寄付金額5,000円以下で返礼品としてもらえるお手頃スイーツを各自治体の協力を得て「いいモノ.com」編集部が厳選しました(金額は記事公開時点のものです)。
目次
福井県越前町
越前まこも「福ノ縁」(8個詰め合わせ)
越前町のお手頃返礼品「福ノ縁」
「マコモタケ」をご存知でしょうか。イネ科の多年草マコモの茎の根元が肥大し、細いタケノコのようになったものを「マコモタケ」といいます。福井県越前町はそのマコモタケが特産品。そんな町のお手頃返礼品が「越前まこも『福ノ縁』」です。
マコモタケとその葉を粉状にしたマコモパウダーをたっぷり使った緑色の生地とバターを加えた黄色の生地で北海道産の小豆による粒あんを挟んだ和風スイーツ。3層の色合いが柔らかく浮かび上がり、見た目も和の美を感じさせます。口に入れると、優しい甘さの中にマコモならではのさわやかな香りが漂います。
菓子処 江雲堂店主の向當淳さん
市町村から
“越前焼の里、越前町で親しまれている「菓子処 江雲堂」店主で、菓子職人の向當淳さんが、地元のマコモ栽培の第一人者・司辻校一さんと意気投合して、「越前町をマコモの拠点に」と夢を描き一緒に作り上げたのが、今回のお品「福ノ縁」です。
古くから変わらぬ素朴な土の風合いの、ものづくりの営みが里山の原風景的な集落や田園の中に息づいており、この地の風土を引き立てる新しいスイーツを作ることができたら素敵だなと思っていたところで、出会った司辻さんのマコモ。
「町内外の方々にアートが息づく里山の風景を思い浮かべつつ、お茶やコーヒーを手に味わっていただきたい」と向當さんは言います。”
寄付金額 | 5,000円 |
配送方法 | 常温 |
提供者 | 菓子処 江雲堂 |
ふるさと納税説明URL | 越前町 ふるさと納税 |
富山県黒部市
素焼き白えびせんべい20枚入り
黒部市のお手頃返礼品「素焼き白えびせんべい」
富山湾の宝石「白えび」、ミネラル豊富な海洋深層水、富山の大地で育ったおいしいおコメ。富山県の3つの恵みを閉じ込めたこだわりのせんべいを黒部市がお手頃返礼品としました。低温でじっくり焼き上げた「素焼き白えびせんべい」は、香り高くサクサクッとした食感を楽しめます。
市の返礼品の中でも好評を博している白えびせんべい
市町村から
地元の素材にとことんこだわり、常においしさを追求しながら商品の企画・販売を行う「シンエツ」さんの素焼き白えびせんべい。黒部市の返礼品の中でもたいへん好評で、市のイメージアップにも貢献いただいております。
富山といえば、白えび・ほたるいか・ぶりといった海産物が有名ですが、米・味噌・醤油のおいしさも皆さまに知っていただきたいです。ぜひ、ご家族やお友達など皆さまの大切な方と富山の味をお楽しみください。
寄付金額 | 4,000円 |
配送方法 | 常温 |
提供者 | シンエツ |
ふるさと納税説明URL | 黒部市 ふるさと納税 |
新潟県魚沼市
たわらやロール(1本入り)
魚沼市のお手頃返礼品「たわらやロール」
新潟のコメどころ魚沼市のお手頃返礼品は、全国的に知名度の高い魚沼産コシヒカリの米粉を使ったスイーツです。市内の菓子店「たわらや」が製造している「たわらやロール」。
魚沼産コシヒカリだけで作った米粉をケーキ生地に焼き上げ、生クリームを巻き込んだシンプルなロールケーキです。小麦粉とは異なる米粉ならではの食感を楽しめます。
魚沼産コシヒカリの米粉を使っている
市町村から
魚沼産コシヒカリ粉100%使用のモッチリ、しっとりとした食感の純生米粉ロールです。独自製法により米粉の特徴がとても良く出た商品です。また、使用している生クリームはコクのあるフレッシュクリームですのでたいへんおいしいロールに仕上がっています。
寄付金額 | 5,000円 |
配送方法 | 冷凍 |
提供者 | タワラヤ |
ふるさと納税説明URL | 魚沼市 ふるさと納税「結」 |
石川県宝達志水町
ドライいちじく
宝達志水町のお手頃返礼品「ドライいちじく」
石川県内有数のイチジク産地、宝達志水町のお手頃返礼品は乾燥イチジク「ドライいちじく」です。完熟イチジクを22時間かけてゆっくり乾燥させ、5分の1の大きさに凝縮しています。
砂糖を使わず、ほんのりとした甘みとさわやかな酸味が感じられる素材そのままのおいしさ。子どもにはお菓子の代わりに、お酒好きには晩酌のつまみとしてもおすすめだそうです。
完熟イチジクをじっくり乾燥させた
市町村から
宝達志水町のイチジク生産は昭和47年(1972年)、数軒の農家が水田転作として、イチジクを導入したのが始まりです。主な産地は能登最高峰・宝達山のふもとの地区。
イチジクは一枚の葉に一つの実がつき、そこから栄養を吸い、甘みが増していきます。そのため、完熟になるまで枝に実をつけていたイチジクは格別なおいしさです。
町産のイチジクを販売する際に、味は抜群なのに見た目が悪い果実は、店頭に並ぶことなく廃棄されてしまいます。地元の生産者が心を込めてつくったイチジクを捨ててしまうのはもったいないという想いから、またフードロスを減らすといった観点から、「ドライいちじく」が開発されました。
寄付金額 | 3,000円 |
配送方法 | 常温 |
提供者 | モアショップヤマモト |
ふるさと納税説明URL | ふるさと納税について 宝達志水町 |
福井県坂井市
マダムフロマージュ
坂井市のお手頃返礼品「マダムフロマージュ」
福井県坂井市のお手頃返礼品スイーツは、市内の洋菓子店「西洋菓子倶楽部」が作る「マダムフロマージュ」です。卵にこだわったソフトバウムクーヘンの中にレアチーズケーキとイチゴのジュレが入る欲張りな一品。スイーツ好きにはたまらない夢のコラボレーションと言えるでしょう。
市内丸岡町にある「西洋菓子倶楽部」
市町村から
提供する西洋菓子倶楽部は、市内丸岡町にある創業38年の老舗洋菓子店です。「だれからも愛されるお菓子づくり」を理想とされており、日常のカフェタイムのお供から大切な人への贈り物用まで、広く地元に愛されている洋菓子店です。
寄付金額 | 4,000円(10月12日より4,300円) |
配送方法 | 冷凍 |
提供者 | 西洋菓子倶楽部 |
ふるさと納税説明URL | 福井県坂井市 ふるさと納税について |
福井県勝山市
羽二重くるみ
勝山市のお手頃返礼品「羽二重くるみ」
福井の銘菓に「羽二重もち」という、福井名産の絹織物「羽二重」をイメージしたもち菓子があります。この羽二重もちを進化させた、和洋折衷のスイーツを福井県勝山市が返礼品にしました。
「羽二重くるみ」は羽二重もちに和くるみの甘煮を練りこみ、シュー生地でサンドした、ちょっと珍しいスイーツです。ふわっと焼き上げたシュー生地と、柔らかな羽二重もち、香ばしい和くるみという食感のハーモニーを楽しめます。
勝山市内にある「はや川」
市町村から
勝山市の老舗菓子店「はや川」が製造販売しているお菓子で、当市で人気ナンバーワンの返礼品です。福井の銘菓「羽二重もち」をモチーフにした和と洋の見事なコラボレーションで、福井県民のみならず、県外にもファンが多くいらっしゃいます。コーヒーにも日本茶にも合い、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方が楽しめる一品です。
寄付金額 | 5,000円 |
配送方法 | 冷蔵 |
提供者 | はや川 |
ふるさと納税説明URL | 福井県勝山市 ふるさと納税 |
石川県野々市市
受賞・まるごと能登ジェラート3個
マルガーラボ野々市のジェラート
石川県野々市市のお手頃返礼品スイーツは「受賞・まるごと能登ジェラート3個」です。能登で毎朝搾られる5戸の酪農家限定生乳のみを使用したジェラートで、市内のジェラートアートラボ「マルガーラボ野々市」が製造しています。
店主の柴野大造氏が国内外のコンテストで受賞した、3つのフレーバーがセットになりました。
内外で受賞を重ねる柴野大造氏(左)
市町村から
柴野氏は1999年に石川県能登町に「マルガ―ジェラート能登本店」をオープン後、世界チャンピオンになったり、店がFIPGC(国際洋菓子連盟)より「世界最高のジェラテリア」に認定されたり、国内外で高い評価を受けてきました。
そんな柴野氏が2022年野々市市にオープンした旗艦店「マルガーラボ野々市」のジェラート3個セットを返礼品としました。セット内容は下記の受賞作品です。
・2014年 イタリアジェラート世界大会 課題部門ピスタチオ入賞作品 グラン ピスタチオ
・2015年 第2回日本ジェラートマエストロコンテスト 優勝作品 マスカルポーネとオレンジバニラ
・2017年 Sherbeth Festival(イタリア・パレルモ) 総合優勝(世界チャンピオン)作品 パインリンゴセロリのソルベ
寄付金額 | 5,000円 |
配送方法 | 冷凍 |
提供者 | マルガーラボ野々市 |
ふるさと納税説明URL | 野々市 ふるさと納税 |
新潟県上越市
継続だんご5本入(1箱)
上越市お手頃返礼品「継続だんご」
新潟県上越市のお手頃返礼品は「継続だんご」です。白あんを丸めて串に刺し、手焼きで表面に焼き色を付け、寒天でつやを出した手作りの生菓子。明治36年(1903年)に、米穀取引所の営業継続許可がおりたことを記念して作られたという1世紀を超す歴史あるスイーツです。
林芙美子著「放浪記」にも登場し、その上品な甘みで著者の傷心を癒し、死を思い留まらせるエピソードが語られているということです。
手作りにこだわり続ける
市町村から
明治36年から、味・製法・材料・想いを変えずに、手作りにこだわって作り続けています。職人の手で整えた表面を手焼きするため、一本一本それぞれが二つとない顔を持っています。伝統の味と変わらぬ姿を、当地の歴史と共にご堪能ください。
寄付金額 | 4,000円 |
配送方法 | 常温 |
提供者 | 元祖継続だんご本舗 三野屋菓子店 |
ふるさと納税説明URL | 上越市 ふるさと上越応援寄付金のお申し込み |
北陸のお手頃返礼品スイーツ、素材の良さを生かしたうえで新しいものを生み出していく創造性を感じます。こうした創造性が新たな形で食文化を継承していくことにつながるのでしょう。次回、第4回は日本海を南に下って、北部九州編です。ご期待ください。