夜遅くまで寝付かない子どもに付き合い、やっと寝たと思ったら今度はなぜか夜中に覚醒…。そんなこんなでつねに寝不足という方もいると思います。朝は1分1秒でも長く寝ていたいですよね。
そして4月から職場復帰するママさん、朝のタイムスケジュールに不安はないですか?
これを書いている私も二人の子を持つワーママです。始業時間が早いため、毎朝7時の保育園開園と同時に門をくぐり、子どもを預けて職場へ向かいます。
そんな私が編み出した、朝の時短術5選を紹介します。
目次
忙しいワーママの朝 出発までのルーティン
ではまず、ワーママが朝起きてから家を出るまでのルーティンをリスト化してみましょう。あくまでも私の場合ですが、以下のとおりになります。
1. 洗顔
2. 着替え
3. メイク
4. 朝食の用意
5. 子どもを起こす
6. 朝食を食べる
7. 食器を洗う
8. 子どものオムツ替えなど
9. 歯磨き
これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、私は最初これらのルーチンをこなせず出発がギリギリになってメイクを諦めたり、保育園まで子どもをかついでダッシュする日々でした。
これで解決!ワーママと子どもの朝時短裏ワザ
時短術を実践する前に前提として、前項のルーチンは順序を前後させずに行うことをおすすめします。とくに子どもを起こすタイミングは重要です。間違うとすべてのスケジュールが崩れます。ある程度自分の身なりを整えて、朝食の準備をして、あとは食べるだけという段階で起こします。
起きてからしばらくは不機嫌でぐずる子もいます。我が家の場合は子どもが「ねーママ、みてみて」星人になるので、落ち着いてメイクや調理など絶対にできません。
1.子どものご飯はスティックパン一択
子どもにきちんと栄養を取らせたい。朝ごはんは1日のエネルギー源だから大事!
確かにそうなのですが、時短のために我が家では【納豆ごはん お味噌汁 卵焼き】という定番朝食メニューを廃止して、子どもの大好きな【スティックパン バナナ 牛乳】を採用しています。この際、子どもの栄養バランスは保育園の給食にお任せしましょう。
朝はいかに子どもがパクパク食べてくれるかが重要になってきます。スティックパンやバナナのように掴み食べに適しているものは、大人が手伝う必要がなく便利です。自分も落ち着いて朝食をとることができます。
2.子どもは着替えない
パジャマで登園させるというわけではありません。前日寝るときに、もう翌日の服装で寝かせてしまいましょう。イヤイヤ期の子どもは一筋縄では着替えさせてくれません。1分1秒を争う貴重な朝時間に、着替えるか着替えないかで不毛な戦いをするのは時間がもったいないですよね。
補足ですが、寝ている間は発汗しますので、子どもの洋服は普段から綿100%を選ぶようにするといいかもしれません。
3.できることは前日に!ワーママの朝家事は最低限
ルーティンを見て、「洗濯が入ってないけど?」「お弁当作りはいつやってるの?」「連絡帳も書かないといけないのだけど」と疑問を持ったかもしれません。これらはすべて、夜にやっています。朝の時間にゆとりを持つためにできる家事は夜やるのもポイントです。
■洗濯
我が家では夜、入浴後すぐに洗濯機を回し(そのためにも入浴は夕食前に済ませます)、夕食後にちょうど洗濯が終わるのでその時間に干しています。
夜の間に雨が降らないか天気予報を気にしておく必要がありますが、これ実はとても理にかなった洗濯法なのです。子どもが保育園で汚してくる洋服。なるべく時間を置かずに洗った方が汚れが落ちます。
■お弁当
お弁当は夕食を作るタイミングで一緒に作ってしまいます。作るというほどのことはせず夕飯のおかずを詰めたり、小分け冷凍しておいた副菜を解凍してお弁当箱に入れるくらいなのですが……。
それを冷蔵庫にしまっておき、朝は炊けたご飯を詰めるだけの状態にしておきましょう。かなりの時短になります!
■翌日準備
あとは連絡帳記入や翌日の保育園準備といった、ちょこまかとした家事も夜済ませておきましょう。子どもがある程度大きくなってきたら自分の荷物は自分で準備する練習をさせてあげるのもポイントです。
持ち物リストをシールなどでデコレーションして作ってあげると、子どもは張り切って準備しますよ。子ども用のカレンダーを用意して、準備ができたらシールを貼っていく、ごほうび形式もおすすめです。
4.家を出てからも油断禁物。保育園までの道のりは冒険風に!
時短できて、時間通りに家を出発できたとしてもまだまだ難所は続きます。保育園までの道ですね。我が家では園まで片道15分の道のりを歩いていますが……。子どもが急に座り込む。逆走する。道端の雑草に心を奪われる。
道中こんなことが多々あって片道30分くらいかかっていました。しかし子どもに「早くしなさい!」「置いていくよ!」という声かけは、あまり効果なしです。ここでの時短ワザは、子どもと楽しく歩くことです。
子どもを『隊長』にして冒険のように歩きます。「隊長!目の前にバスが接近しております」「隊長、水たまりを発見しました!お気をつけください」「前方に保育園が見えてまいりました!」など。
これ、子どもがすごく喜びます。「え〜隊長ってなに〜!?」と言いながら、ニコニコ歩いてくれます。演技力が大事ですので、恥を捨てて女優になってくださいね。それでもダメなときは最終奥義、「物で釣る」です。「保育園着いたらグミあげるから頑張ろう!?」 この魔法の一言で何とかおんぶや抱っこの事態を回避できたこともありました。
5.あきらめる、時短家電に頼る
あきらめるなんて、時短術でも何でもないのでは…。そう言いたくなりますが、あきらめるということは意外と難しく、何でも完璧にこなそうとしてしまうワーママは多いものです。とにかく子どもが元気に登園して、自分が仕事に行ければOK!
そう思ってしまいましょう。私も毎日の掃除はあきらめています。パンケーキやフレンチトーストといった素敵な朝食だって、休日にでも作ってあげればいいのです。いまはいろいろな時短家電も出ています。定番のところでいえば、乾燥機能付き洗濯機やロボット掃除機、食器洗い洗浄機でしょうか。
決して安い買い物ではないのでホイホイと購入できないですが、この家電で時間を買うのだと考えれば、十分に買う価値があるものです。ご自分の予算や生活スタイルに合わせて検討してみてください。
まとめ
以上、登園前の時短術を紹介しました。朝少しでも余裕を持つことができれば、子どもに対しても優しくなれます。子どもはママの笑顔が何よりも大好きです。この記事があなたの1日を気持ちよくスタートさせるための手助けになれば幸いです。
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