まるで本物の花束のように、繊細で華やかなスイーツ。チューリップの花びらの中にバラが咲く『チューリップローズ』は、その美しい姿に思わず目を奪われるお菓子です。
「TOKYO TULIP ROSE(トーキョーチューリップローズ)」が手がけるこのお菓子は、見た目の美しさだけでなく、素材の風味や食感にもこだわって作られています。
今回紹介するのは、定番の「バター」と「チーズ」を詰め合わせた6個入り。ブランド誕生の背景やシェフのこだわり、実際に食べたときの感想も交えながら、その魅力を紹介します。
花のような美しさと確かなおいしさが、多くの人を惹きつける理由
引用元:TOKYO TULIP ROSE
2019年のブランド誕生以来、華やかな見た目で注目を集めてきた『チューリップローズ』。まるで本物の花のようなデザインはSNSでも話題となり、店頭に行列ができるほどの人気を集めました。
しかし、多くの人を惹きつける理由は、見た目の美しさだけではありません。
2025年にはブランド初となる全面リニューアルを実施。レシピやデザインを一新し、バターやチーズなどの素材の風味を生かしたおいしさを追求しています。
また、定番に加えて季節限定や店舗限定のフレーバーが登場するのも魅力。訪れる時期や場所によって、新しい味わいに出会える楽しさがあります。
販売店舗が限られていることも特別感につながり、東京土産や大切な人への贈り物、自分へのご褒美としても選びたくなるスイーツです。
フランス仕込みの技術から生まれた花のお菓子
引用元:TOKYO TULIP ROSE
『チューリップローズ』を手がけたのは、フランスで経験を積んだシェフ。美しい花の形には、長年培ってきた製菓技術と独創的な発想が生かされています。
金井理仁シェフが生み出した「TOKYO TULIP ROSE」
『チューリップローズ』を生み出したのは、シェフパティシエの金井理仁氏です。
ホテルでのパティシエ経験を経て、フランスでも腕を磨いた金井シェフ。日本とフランスで培った技術を生かし、2019年に「TOKYO TULIP ROSE」を誕生させました。
ブランドのテーマは、バターとチーズの香りに満ちた花屋。花を贈るときのようなときめきを、お菓子を通して届けるという世界観が広がっています。
その象徴が、チューリップとバラをひとつにした『チューリップローズ』。美しい花の造形と素材へのこだわりを組み合わせた、金井シェフならではのお菓子です。
わずか7秒で形作る、繊細なチューリップの花びら
『チューリップローズ』は、チューリップの形をしたラングドシャクッキーの中に、バラをかたどったクリームを絞ったお菓子です。
花びらを表現したラングドシャは、独自の製法によって、わずか7秒で立体的な形に仕上げられます。
さらに、中央にはなめらかなクリームをバラの形に絞り、ひとつのお菓子の中に2種類の花を表現。繊細な造形を生み出す技術が、見た目の美しさだけでなく、おいしさにもつながっています。
クリームをたっぷりと二重に絞ることで、ラングドシャの軽やかな食感と、クリームのなめらかな口どけを楽しめる仕上がりです。
発酵バターとチーズが香る、2つの定番フレーバー
引用元:TOKYO TULIP ROSE
『チューリップローズ』の定番は「バター」と「チーズ」の2種類。どちらも素材の風味を生かした、こだわりの味わいです。
発酵バターの芳醇な香りが広がる「バター」
「バター」は、フランス産発酵バターが香るラングドシャクッキーに、塩バターキャラメルとミルク仕立ての生食感ショコラクリームを合わせたフレーバーです。
発酵バターの豊かな香りに、キャラメルの甘さとミルクのまろやかなコクが重なる組み合わせ。隠し味には塩味のパイが加えられています。
甘さの中にほどよい塩味がアクセントとなり、奥行きのある味わいを楽しめます。
バターを使った焼き菓子が好きな方はもちろん、キャラメルやミルクのコクを楽しみたい方にもおすすめです。
クリームチーズとカマンベールが重なる「チーズ」
「チーズ」は、フランス産クリームチーズが香るラングドシャクッキーに、生食感のチーズショコラクリームを合わせた一品です。
さらに、カマンベールショコラを散りばめ、チーズならではのコクを重ねています。
クリームチーズとカマンベールという、異なるチーズの風味を組み合わせているのが特徴。ラングドシャにもチーズの香りを取り入れ、クッキーとクリームの両方から味わえるよう工夫されています。
「バター」がキャラメルやミルクの甘いコクを生かしているのに対し、「チーズ」は乳製品ならではの風味を中心に据えた仕上がりです。
見た目だけじゃない!実際に食べてわかったチューリップローズの魅力

以前、お正月向けの詰め合わせに入っていた「バター」と「チーズ」を実際に食べた筆者が、そのときに感じた食感や味わいを、実食レビューとして紹介します。
サクサクのラングドシャと濃厚なクリームが絶妙
まず印象的だったのは、ラングドシャの軽い食感とクリームの濃厚さです。
個包装を開けると、バターやチーズの豊かな香りが感じられ、ひと口食べる前からおいしさへの期待が膨らみます。
花びらのように薄いラングドシャは、サクッとした歯ざわりが心地よく、口の中でなめらかなクリームと一緒に味わえます。
クリームにはしっかりとしたコクがあり、小ぶりながら食べ応えも十分。一方で、ラングドシャが軽いため、最後まで重たさを感じずに楽しめました。
また、見た目の美しさだけでなく、バターやチーズの風味がしっかり感じられるのも魅力です。
花をかたどった繊細なお菓子ですが、味わいは想像以上にしっかりしています。見た目だけではないおいしさが、長く愛されている理由のひとつなのかもしれません。
「バター」と「チーズ」、それぞれの味わいを比較
「バター」は、発酵バターの香りとキャラメルの甘さが印象的でした。ミルクのまろやかさも感じられ、2種類の中では甘いものが好きな方に特におすすめしたい味わいです。紅茶やコーヒーを飲みながら、ゆっくり楽しむのにもぴったりだと思います。
一方の「チーズ」は、甘さが比較的控えめで、チーズならではのコクをしっかり楽しめました。お茶だけでなく、白ワインやロゼワインと組み合わせてもおいしそうです。甘いお菓子を普段あまり選ばない方でも、楽しみやすい味わいだと感じました。
どちらもクリームの濃厚さは共通していますが、味の方向性は異なります。甘さを楽しむ「バター」と、チーズの風味を楽しむ「チーズ」。それぞれに違った魅力があり、食べ比べる楽しさも感じられました。
大切な人にも贈りたい、小さな花束のようなスイーツ
引用元:TOKYO TULIP ROSE
定番の『チューリップローズ』はもちろん、季節限定の商品も登場するため、贈る相手やシーンに合わせて選ぶ楽しみがあります。
定番から季節限定まで、贈る相手に合わせて選べるラインナップ
定番の『チューリップローズ』には4個入りと6個入りがあり、6個入りは「バター」と「チーズ」が各3個ずつで1,296円(税込)。個包装なので、ちょっとしたお礼や手土産にも便利です。
2026年秋には、信州産りんごを使った『チューリップローズ アップルバター』が登場。6個入りは1,512円(税込)です。
定番2種類と「アップルバター」を詰め合わせた『チューリップローズ in season』もあり、9個入りは1,944円(税込)、15個入りは3,240円(税込)。季節限定商品は販売期間や在庫状況に注意しましょう。
『チューリップローズ』はどこで買える?
『チューリップローズ』は、東京の「大丸東京店」・「西武池袋店」・「JR東京駅店」・「羽田空港第2ターミナル店」・神奈川の「そごう横浜店」・大阪の「阪急うめだ店」などで購入できます。
大阪限定の『チューリップローズ 宇治抹茶CLASSIC』は、「阪急うめだ店」と関西国際空港第1ターミナルの「TASTE OF JAPAN 関西旅日記」で販売。宇治抹茶をラングドシャとクリームに使用した、抹茶のコクを楽しめる一品です。
公式オンラインショップ「パクとモグ」でも取り扱いがあります。商品によって販売店舗が異なるため、購入前に確認しておくと安心です。
花を贈るような気持ちで楽しみたい『チューリップローズ』
引用元:TOKYO TULIP ROSE
チューリップとバラを組み合わせた美しい姿に、素材の風味や食感へのこだわりを詰め込んだ『チューリップローズ』。
定番の「バター」と「チーズ」はそれぞれに異なるおいしさがあり、食べ比べる楽しさも魅力です。
見た目の華やかさと、食べたときの満足感を兼ね備えたお菓子。大切な人への贈り物や自分へのご褒美に、選んでみてはいかがでしょうか。
※この記事に掲載されている情報は、2026年10月20日時点の情報です。
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本記事のライター Profile
赤川 亜紀子

元薬剤師。薬剤師として22年間勤務し、腸活歴は25年。体にいいことをあれこれ試すのが好きな健康オタクです。
その一方で、おいしいものとお酒も大好き。「健康のために我慢する」のではなく、おいしいものを楽しみながら健やかに暮らすことを大切にしています。
現在はライターとして、SEO記事やインタビュー記事、Webサイト・LPなど幅広く執筆。味はもちろん、素材や作り手のこだわりにも注目しながら、「本当においしい」と思えるスイーツをご紹介します。
本記事の監修者

監修者・パティシエ
伊東福子
兵庫県芦屋市「ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋」オーナーシェフパティシエール。神戸海星女子学院大学卒業後、フランス・リッツエスコフィエへ短期留学。代官山ル・コルドンブルー東京校で製菓ディプロムを取得し、パレスホテル東京などで研鑽。「ジャパンケーキショー東京」連合会会長賞受賞。素材の個性を活かした繊細で驚きのある菓子づくりに定評があり、近年はグルテンフリーなどライフスタイルに寄り添うスイーツにも注力。日常にやさしい余韻を届けている。

ガイド・パティシエ
勝目響日
辻製菓専門学校を卒業後、五つ星ホテルやイタリア伝統菓子店、海外のホテルやカフェで腕を磨く。約100年の歴史を持つ鎌倉の老舗企業でも勤務し、日本文化への感性も大切にしている。日本とヨーロッパの技術を基盤に、現在はオーストラリアを拠点に新たな表現を追求中。

いいモノ.com編集部・スイーツ担当
ライター・カメラマン・フードスタイリスト
浅井宏美
大学院卒業後、タウン情報誌の編集者として約16年間勤務。“毎日の生活をちょっと楽しく”をテーマに、地域のグルメやイベント、スポーツ、カルチャー等の情報発信に携わる。通販事業にも関わり、地域の生産者や作り手の想いを商品とともに全国に届ける仕事も手がける。その経験を活かし、現在はフリーランスのエディター・ライター・カメラマン・フードスタイリストとして活動中。趣味はカメラ、お出かけ。愛機はNikon Z6で「そのとき・その場所で」しか撮れない写真を撮ることが好き。





