チロルチョコといえば幼い頃、誰もが1度は食べたことがあるのではないかと思うほど、馴染み深い駄菓子です。いつも似たような味ばかり選んでしまう方、みんなはどの味が好きなのか気になりますよね。
今回はgooランキングを基に「本当においしいと思うチロルチョコの味」TOP3をご紹介します。あなたが好きな味はランクインしているでしょうか。
本当においしいと思うチロルチョコの味第1位:きなこもち
商品写真引用元URL:https://www.tirol-choco.com/lineup/detail.php?product=assort_pack_kinakomochi
本当においしいと思うチロルチョコの味ランキング第1位は『きなこもち』です。
言わずと知れた大ヒット商品です。発売当初『きなこもち』は、実は「冬のバラエティパック」に入っていた味でした。ところが単品販売に踏み切ったらあっという間に話題になり、あれよあれよと大ヒット商品に。たった5か月で1,700万個も売り上げたそうです。
発売は2003年。きなこ風味のチョコレートの中におもちをイメージした「もちグミ」が入っていて、カリッとチョコレート、ぐにっとグミの組み合わせがとても新鮮でした。実際、和のきなこもちと洋のチョコレートの組み合わせは当時珍しかったようです。
今は袋入りが秋冬の限定販売となっていますが、定番化してほしいという要望も多数あります。いつか定番になったらうれしいですね。
【商品概要】
商品名:チロルチョコきなこもち
内容量:1個
賞味期限:10か月
本当においしいと思うチロルチョコの味第2位:ミルク
商品写真引用元URL:https://www.tirol-choco.com/lineup/detail.php?product=tirol_milk
本当においしいと思うチロルチョコの味ランキング第2位は『ミルク』です。
『ミルク』は1990年発売で、発売からパッケージデザインもほとんど変わらない人気のロングラン商品。生クリーム入りのミルククリームをミルクチョコレートでコーティングした、ミルク感たっぷりのチョコレートです。
実は『ミルク』の発売よりも前の1983年、『ミルク』の前身ともいえる商品『ミルクヌガー』が発売されています。チロルチョコの製造元・松尾製菓の2代目社長喜宣氏は、子どもたちに当時まだ高価だったチョコレートをいっぱい食べさせてあげたいと、10円でチョコレートを販売することを決意します。
ですが、すべてをチョコレートにすると原材料費が高くなってしまったため、10円での販売ができません。そこでチョコレートの中にミルクヌガーを入れて原材料費を抑えることにより、10円での販売を可能にしたそうです。
やはり10円で販売するためには工夫が施されていたんですね。
【商品概要】
商品名:ミルク
内容量:1個
賞味期限:10か月
本当においしいと思うチロルチョコの味第3位:コーヒーヌガー
商品写真引用元URL:https://www.tirol-choco.com/lineup/detail.php?product=tirol_coffenougat
本当においしいと思うチロルチョコの味ランキング第3位は『コーヒーヌガー』です。
チロルチョコの定番中の定番がこの『コーヒーヌガー』。TOP3の中でもっとも早い1979年に発売されました。
チロルチョコが最初に発売されたのは1962年です。当時は今のチロルチョコが3つくっついたような「3つ山」と言われる形状でした(現在も一部3つ山は残っています)。ところがオイルショックでコストが上昇してしまったため、やむなくこの『コーヒーヌガー』のような「1つ山」タイプにしたそうです。
その1つ山タイプの最初の商品が『コーヒーヌガー』だったというわけです。当時は「10円あったらチロルチョコ」というほど「10円」にこだわっており、サイズよりも10円で販売することを優先しました。
その結果はご存じの通り、これだけ多くの人に愛され続ける商品になりました。サイズを変えることは苦肉の策だったかもしれませんが、結果としては成功だったということですね。
【商品概要】
商品名:コーヒーヌガー
内容量:1個
賞味期限:10か月
まとめ
今回はみんなが本当においしいと思うチロルチョコの味TOP3を、gooランキングを基にご紹介しました。
チロルチョコには小さい頃の思い出がある、という方も多いのではないでしょうか。チロルチョコは親にねだらずとも、子どもが自分のおこづかいでも買えるので、友だちと一緒に食べたとかケンカの仲直りに買ったとか、何かしら思い出す人がいるようです。
チロルチョコに限らずお菓子には楽しい思い出が多いのではないでしょうか。これからもみんなの記憶に残るお菓子を期待したいですね。