牛乳ってそのまま飲んでも美味しいですし、料理に少量加えることでコクや風味をプラスしてくれる優れもの。ただ牛乳が料理のメインになることは少ないので、そのまま飲む習慣がなかったり、自炊をしない方だとなかなか家に置いてないですよね。そんな中昨日たまたま買った鍋の素の作り方を見ると牛乳が必要だった……。そんなあなたに朗報です!
クリーミングパウダーとは?
改めてクリーミングパウダーについてご説明します。おもにコーヒーや紅茶などに加える粉状の乳製品のことをいいます。苦味のあるコーヒーにコクや乳味感、クリーミーさをプラスしてくれるのが特徴です。牛乳やクリームに比べて保存性に優れているので、普段あまり使わない方でも長くご家庭に置いておけます。
カロリーは商品にもよりますが、スプーン1杯3gあたり15~17kcalほど。キッチンに置いておかない手はありませんね!また、クリーミングパウダーは液状のコーヒーフレッシュのことを指す場合もあります。
コーヒーフレッシュとは?
今回使い方については紹介しませんが、コーヒーフレッシュについてもご説明します。
コーヒーフレッシュもクリーミングパウダー同様、コーヒーにコクや乳味感を加えるために使用されますが、コーヒーフレッシュのほとんどは実は油だと言われています。
主な成分としては植物性油脂が挙げられます。乳化剤で色を付け、増粘多糖類でとろみを出したものなんだそう。
牛乳だとどうしても賞味期限を気にしなければなりませんが、こういった商品だとコストも安く保存も効くので、うまく利用していきたいですね。
クリーミングパウダーは体に悪い?
上記を読んで、「あれ?コーヒーフレッシュやクリーミングパウダーって、もしかして体に悪い?」と、不安になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、クリーミングパウダーの成分はどうでしょう。もちろんミルクも含まれていますが、それだけが原材料ではありません。
商品にもよりますが、主な原材料は植物油脂とデキストリンで、 そこに香料やカラメル色素で味や香りを整えます。植物油脂とは植物から採取した油脂の総称のことをいいます。また、デキストリンとはじゃがいもやとうもろこしなどのデンプンを加水分解することによりつくられたものです。これらは体に悪いのでしょうか?
薬機法についてのマニュアルを以下にて記載いたします。
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結論から申し上げると、どの製品も一概に体に悪いものとは言えないでしょう。
植物油脂を加工する際に、トランス脂肪酸という成分が生じます。
これは、過剰摂取すると心臓疾患や肥満などと関係がある可能性が高いと報告されている成分です。しかし、コーヒーにクリーミングパウダーを少量加える程度の使用であれば、問題ないと考えられています。そのため、大量にクリーミングパウダーを摂取するようなことがなければ、体に悪いとは言えません。
ただ、100%リスクがないとは言えないのが現状です。
気になる方はトランス脂肪酸などの添加物等が含まれていないものを購入するか、クリーミングパウダー自体の使用を避けることをおすすめ致します。
引用元:https://cafe-umineko.com/creaming_powder/
カフェワーク『実は添加物だらけ!どれを買うのが正解なの?-クリーミングパウダーを調べてみた-』
逆に筆者から言わせていただくと、手軽に濃厚な味わいを楽しめるクリーミングパウダーは、それ以上に利用価値があると考えています。では、クリーミングパウダーにはどのような使い方があるのでしょうか?
1.コーヒーや紅茶に入れる
こちらは王道の使い方ですね。カフェオレを作るときのように、熱々の飲み物にクリーミングパウダーを加えます。コーヒーはカフェオレに、紅茶はミルクティーに。ほかにもラテや抹茶オレなど様々なドリンクに使用できます。量も調節できるので、その日の気分に合わせてミルク感をプラス。また、牛乳を加えるとコーヒーの温度が下がってしまうのですが、クリーミングパウダーならそのままの温度で楽しめるので温めなおす手間も必要ありません!スティックタイプなら持ち運びもできるので、オフィスに持っていくのもいいですね。
2.料理に使う
こちらの使い方はご存知でしたか?パン作りやスイーツにはもちろん、グラタンやハンバーグなど様々な料理に使用することができるんです!森永乳業のホームページに色々なレシピが載っていたので、ご紹介しますね。
写真引用URL(公式サイトURL):
https://www.morinagamilk.co.jp/products/dryfood/creap/226.html
商品販売公式サイトURL:
https://www.creap.jp/?_ga=2.44473058.737099271.1647070415-276364209.1647070415
レシピURL:
https://www.morinagamilk.co.jp/recipe/result.php?pi=226
【商品概要】
日本で唯一、ミルクからうまれた成分を原料にした粉末クリームだそう。香料や着色料を使わない製法にこだわっており、上記のデメリットも気にせず安心して使うことができます。また、ミルクのおいしさをギュッと凝縮しており、濃厚でミルクリッチなカフェオレを楽しめます。
商品名:クリープ
希望小売価格 85g 270円(税別) / 265g 598円(税別)
内容量:85g/265g
賞味期限:15ヶ月間
保存方法:常温保存
原材料名:乳製品、乳糖
アレルゲン:乳成分
おすすめのクリーミングパウダー3選
先ほどクリープをご紹介しましたが、ほかにどんなクリーミングパウダーがあるのかご紹介していきます!
1.マリーム
写真引用URL:
https://www.agf.co.jp/lineup/marim/76815.html
公式サイトURL:
商品販売公式サイトURL:
https://www.amazon.co.jp/stores/page/AB2F4AB1-C901-48BD-8884-E9EDEEC4A56B?channel=AGF%20Lounge%20MRM
【商品概要】
言わずと知れた日本のコーヒーメーカーAGFの商品。濃厚でクリーミーなコクが人気の商品。カロリーオフやスティックタイプなど、ラインナップが豊富なので、用途に合わせて使い分けてみてくださいね♪
商品名:マリーム
内容量:260g
賞味期限:25ヶ月間
原材料名:水あめ(国内製造)、植物油脂、食塩、乳等を主要原料とする食品 / pH調整剤、乳たん白、乳化剤、香料(乳由来)、カラメル色素
主な原料の産地:乳等を主要原料とする食品(国内製造)
2.カルディ
写真引用URL(公式サイトURL):
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4515996904424
【商品概要】
カルディで大人気のこちらの商品。ミルクと砂糖がブレンドされており、お店のようなコーヒーが飲めると評判です。ちょっと疲れた時に丁度良い甘さ。
商品名:クリーミーシュガーパウダー
内容量:600g
通常価格 500円
原材料名:砂糖、デキストリン、植物油脂、乳糖、脱脂粉乳/カゼインNa、pH調整剤、乳化剤、(一部に乳成分を含む)
保存方法:直射日光・高温多湿を避け常温で保存
3.ブライト
写真引用URL(商品販売サイトURL):
商品公式サイトURL:
https://nestle.jp/brand/brite/about/secret/
【商品概要】
根強い人気のブライト。コーヒーの味と香りを引き立ててくれます。また、『ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ』と併用することで、まるでお店のようなふわふわのラテを楽しむことができるのでおすすめ。
商品名:ネスレ ブライト
内容量:260g
保存方法:常温保存
原材料:コーンシロップ、植物油脂、砂糖、カゼイン(乳由来)、PH調整剤、乳化剤、香料、クチナシ色素
クリーミングパウダーを使ったレシピ
ここで1つ、クリーミングパウダーを使ったレシピをご紹介します。休日早起きしたときなんかにふと食べたくなるフレンチトースト。でも牛乳がない……そんなとき、クリーミングパウダーがあれば大丈夫!
材料は以下の通りです。※1人分
・食パン 1枚
・卵 1つ
・クリーミングパウダー 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・水 大さじ3
・バター 適量
・蜂蜜 好きなだけ
作り方
1.卵、クリーミングパウダー、砂糖、水を混ぜ合わせ、そこに食パンを浸します。
2.熱したフライパンにバターを溶かし、食パンに焦げ目がつくまで焼きます。
3.お好みで蜂蜜をかけて完成!
まとめ
いかがでしたか?今回はおすすめのクリーミングパウダーと、コーヒー以外でのクリーミングパウダーの使い方などご紹介しました。料理やお菓子作りにも使えるなんてびっくりですよね!ぜひクリーミングパウダーで色んなレシピに挑戦してみてくださいね♪