くるみとスイス産チョコレートが生み出す味わい『チョコレートケーキ』

東京・赤坂で生まれた「トップス」の『チョコレートケーキ』は、長く親しまれてきた定番スイーツです。

1964年、レストラン「Top’s」のデザートとして誕生し、店内で味わったお客様からの持ち帰りの要望をきっかけに、販売が始まりました。

現在も、くるみの入ったチョコレートクリームを三層のスポンジでサンドするスタイルを受け継いでいます。チョコレートクリームの濃厚さに、くるみの香ばしさと食感、スポンジの軽やかな口当たりが加わることで、ひと切れの中に異なる味わいが広がるのが魅力です。

目次

赤坂生まれの物語まで選ばれる、世代を超えて愛される『チョコレートケーキ』

引用元:Top’s(トップス)

「トップス」の『チョコレートケーキ』が選ばれる理由は、味わいだけでなく、誕生から今につながる物語にもあります。

1964年、東京・赤坂のレストランでデザートとして生まれたこのケーキは、客席で味わった人々の「持ち帰りたい」という声をきっかけに、店頭販売へと広がりました。

くるみを加えたチョコレートクリームを三層のスポンジで重ねた味わいは、なめらかな甘みの中に香ばしい食感がアクセントとして残ります。

創業当時から変わらない手作りの姿勢を守りながら、素材選びにも妥協しないのがトップスらしさ。オーガニックシュガーを取り入れるなど、甘さの質や安心感につながる見えない部分にもこだわりを重ねています。

トップスを代表するケーキとして百貨店などでも販売され、世代を超えて選ばれてきたチョコレートケーキです。

 赤坂で50年以上の歴史を持つ『チョコレートケーキ』

引用元:Top’s(トップス)

赤坂で長く親しまれてきた『チョコレートケーキ』には、誕生から現在まで続くさまざまな歩みがあります。

レストランのデザートとして生まれた一品が、どのように店頭へと広がり、今ではトップスを代表するケーキとして知られるようになったのでしょうか。

その背景には、変わらない味わいを大切にしながら受け継がれてきたものづくりがあります。ここからは、誕生のきっかけと、長く愛されてきた歩みをたどります。

始まりはレストランのデザート

『チョコレートケーキ』が生まれたのは、1964年に東京・赤坂でオープンしたアメリカンスタイルのレストラン「Top’s」です。

当時はレストランのデザートとして提供されていました。店内で味わったお客様から持ち帰りたいという要望が数多く寄せられたことをきっかけに、店頭での販売を開始。

その後、現在の「トップスのケーキ」へと発展するなかで、『チョコレートケーキ』も長く親しまれる商品へと育っていきました。レストランの一皿から持ち帰り商品へと広がったことが、現在につながる大きな転機となっています。

50年以上味を守り続けた味は今や「トップス」の顔

『チョコレートケーキ』は、長い年月を経て現在の「トップス」を象徴するケーキとして親しまれています。

くるみ入りのチョコレートクリームと三層のスポンジという組み合わせは、シンプルながら印象に残る味わいです。レストランのデザートから店頭販売へと形を変えながらも、トップスを代表する商品として受け継がれてきました。

現在も公式商品情報で「トップスを代表するチョコレートケーキ」と紹介されていることからも、ブランドを象徴する存在であることがわかります。

 飾らない味の濃厚なチョコレートクリーム

引用元:Top’s(トップス)

『チョコレートケーキ』のおいしさを支えるのが、くるみを合わせたチョコレートクリームです。

チョコレートの風味を生かしたクリームに香ばしいくるみを加え、三層のスポンジと組み合わせています。

華やかな素材をいくつも重ねるのではなく、チョコレートとくるみ、スポンジというシンプルな構成だからこそ、それぞれの味わいを楽しみやすいのもこのケーキらしさ。素材を重ねすぎず、組み合わせそのものを大切にしているからこそ、長く親しまれてきた味わいにつながっています。

あえてチョコレートを飾らず、シンプルにチョコレートクリームだけで表現するこのスタイルも「トップス」の『チョコレートケーキ』らしさでしょう。

全て自社工場で生産するというこだわり

トップスでは、ケーキを自社工場で製造しています。また、創業以来、原材料へのこだわりと昔ながらの手作りを大切にしてきました。

現在も製造工程の中で人の目や手を生かしながら、商品の品質を支えています。

長く販売されてきた定番商品だからこそ、安定した仕上がりを保ちながら、トップスらしい味わいを届けるための製造体制が大切にされています。素材選びから製造まで、丁寧に向き合う姿勢が『チョコレートケーキ』の味わいを支えています。

スイス産チョコレートを使用する理由

『チョコレートケーキ』の味わいを支えるのが、スイス産のチョコレートを使った濃厚なクリームです。

このチョコレートクリームに使われているのが、スイスの老舗フェルクリン社製のチョコレート。伝統の製法で作られた最高品質のチョコレートを使うことで、コクのあるチョコレートクリームに仕上がっています。

さらに、くるみの香ばしさが加わることで、チョコレートの濃厚さだけに偏らない味わいに。シンプルな組み合わせだからこそ、チョコレートの風味そのものがしっかり感じられるクリームになっているのです。

ローストされたくるみがもたらす食感

チョコレートクリームに加えられたくるみは、味わいだけでなく食感にも変化を与える存在です。

香ばしいくるみがなめらかなクリームの中に加わることで、しっとりとしたスポンジとは異なる歯ざわりが生まれます。スポンジのふんわり感、クリームのなめらかさ、くるみの香ばしさ。それぞれ異なる口当たりが重なることで、ひと口ごとに変化を感じられます。

チョコレートのコクの中で、くるみがアクセントになることで、味わいにほどよいリズムが生まれています。

口の中で溶けていくふわふわのスポンジ

引用元:Top’s(トップス)

『チョコレートケーキ』を構成する三層のスポンジは、チョコレートクリームと組み合わせることで、全体の口当たりを軽やかにしてくれる部分です。

ふわっとしたスポンジをクリームと重ねることで、チョコレートのコクを感じながらも、重なりの中に軽さが生まれます。クリームの濃厚さだけでなく、スポンジのやわらかな食感も一緒に味わえるため、ひと切れの中で異なる口当たりを楽しめます。

敢えて油脂を一切使わないという製法

スポンジには油脂を加えず、ふんわりとした食感に仕上げています。クリームにコクがある一方で、スポンジは軽やかな口当たりなので、両方を一緒に食べたときにもバランスよく楽しめます。

チョコレートクリームの味わいをしっかり感じながらも、スポンジが重さを受け止めることで、ひと切れの中に軽やかさが生まれます。

シンプルなスポンジだからこそ、クリームとの組み合わせによって食べたときの印象がつくられています。

原材料はハチミツと小麦粉と卵と砂糖

スポンジの原材料は、ハチミツ・小麦粉・卵・砂糖というシンプルな組み合わせです。

素材を絞ることで、それぞれの持ち味を生かしながら、チョコレートクリームと合わせやすい生地に仕上げています。

ハチミツや砂糖による甘み、卵の風味、小麦粉による生地のまとまりが合わさることで、クリームを受け止めるスポンジが生まれます。味わいを複雑にしすぎないからこそ、チョコレートやくるみの風味も感じやすく、全体を調和させる役割を果たしています。

3層のスポンジとチョコレートクリームが生み出すもの

三層のスポンジの間にチョコレートクリームをサンドすることで、「トップス」」の『チョコレートケーキ』ならではの断面が生まれます。

スポンジとクリームが交互に重なることで、ふんわりとした食感となめらかな口当たりを一緒に楽しめる構成です。

そこにくるみの香ばしさが加わることで、ひと口の中にさらに変化が生まれます。チョコレートクリームのコクをスポンジが受け止め、くるみがアクセントになる。このシンプルな組み合わせが、長く親しまれてきた味わいを形づくっています。

守り続ける製法こそが愛され続ける理由に

赤坂のレストランでデザートとして生まれた『チョコレートケーキ』は、お客様の持ち帰りの要望をきっかけに商品として広がりました。

その後も、くるみ入りのチョコレートクリームと三層のスポンジというスタイルを受け継ぎ、現在も「トップス」を代表するケーキとして販売されています。

原材料へのこだわりや、昔ながらの手作りを大切にする姿勢も、トップスのものづくりを支える土台です。

濃厚なチョコレート、香ばしいくるみ、ふんわりとしたスポンジ。シンプルな組み合わせだからこそ、それぞれの持ち味を楽しめる『チョコレートケーキ』です。長く受け継がれてきた味わいを、ゆっくり楽しみたいときに選びたい一品です。

※この記事に掲載されている情報は、2026年7月時点の情報です。

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本日のライターProfile

川田 麻実

食について15年以上学び、出産を機に栄養の大切さを実感し、栄養士として8年活動しています。これまで栄養学・幼児食・オーガニック・フードコーディネートなど、さまざまな視点から食を学んできました。
素材や品質にこだわった食品を見つけ、その魅力を伝えることが好きです。こどもの栄養相談や食育イベントの開催、食・子育てWebメディアでの執筆を経験。専門知識と暮らし目線の両方から商品の魅力を分かりやすく伝え、「食べておいしい、知ってうれしい」そんな良いものとの出会いを届けることを大切にしています。

本記事の監修者

パティシエ 伊東福子

監修者・パティシエ
伊東福子

兵庫県芦屋市「ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋」オーナーシェフパティシエール。神戸海星女子学院大学卒業後、フランス・リッツエスコフィエへ短期留学。代官山ル・コルドンブルー東京校で製菓ディプロムを取得し、パレスホテル東京などで研鑽。「ジャパンケーキショー東京」連合会会長賞受賞。素材の個性を活かした繊細で驚きのある菓子づくりに定評があり、近年はグルテンフリーなどライフスタイルに寄り添うスイーツにも注力。日常にやさしい余韻を届けている。

パティシエ 勝目響日

ガイド・パティシエ
勝目響日

辻製菓専門学校を卒業後、五つ星ホテルやイタリア伝統菓子店、海外のホテルやカフェで腕を磨く。約100年の歴史を持つ鎌倉の老舗企業でも勤務し、日本文化への感性も大切にしている。日本とヨーロッパの技術を基盤に、現在はオーストラリアを拠点に新たな表現を追求中。

編集者 浅井宏美

いいモノ.com編集部・スイーツ担当
ライター・カメラマン・フードスタイリスト
浅井宏美

大学院卒業後、タウン情報誌の編集者として約16年間勤務。“毎日の生活をちょっと楽しく”をテーマに、地域のグルメやイベント、スポーツ、カルチャー等の情報発信に携わる。通販事業にも関わり、地域の生産者や作り手の想いを商品とともに全国に届ける仕事も手がける。その経験を活かし、現在はフリーランスのエディター・ライター・カメラマン・フードスタイリストとして活動中。趣味はカメラ、お出かけ。愛機はNikon Z6で「そのとき・その場所で」しか撮れない写真を撮ることが好き。



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