宇治を代表する和菓子のひとつとして親しまれている茶だんご。
そのルーツをたどると、大正8年創業の「総本家 大茶萬」に行き着きます。先代・須知万吉が宇治ならではの和菓子を作ろうと試行錯誤を重ね、3年かけて生み出したのが『元祖 茶だんご』です。
創業当時から変わらない手法で一粒ずつ丁寧に作り、茶だんご専用に調合した京都府産の石臼挽き抹茶を使用。もちっとした弾力と艶、口に広がる抹茶の風味を楽しめる、宇治らしい味わいに仕上げられています。
妥協しない手法を守り、作り続けられる『元祖 茶だんご』
引用元:総本家 大茶萬
宇治といえば抹茶をイメージする人も多いはず。その宇治にあって、100年以上宇治抹茶を使った茶だんごを作り続けている老舗の和菓子屋「総本家 大茶萬」。
京土産の定番である茶だんごの中で、「総本家 大茶萬」が今なお特別な存在として選ばれ続ける理由は、元祖としての圧倒的なクオリティにあります。
最大の特徴は、多くの店が機械化を進める中、今も頑なに守り続けている職人による「手練り(手ごね)」の製法です。その日の気候に合わせて絶妙に水分量を調整し、丁寧にこね上げることで、機械では決して出せない「もっちりとした極上の弾力と艶」を生み出しています。
さらに、提携茶園で特別に調合された「茶だんご専用の石臼挽き宇治抹茶」を贅沢に使用。着色料や保存料などの添加物を一切使わず、100%国産の米粉と砂糖、そして本物の抹茶の旨味だけで勝負しています。
一口食べれば広がる濃厚なお茶の香りと、天然素材で作られた素朴な美味しさ。この妥協なき職人技と素材への誠実さがあるからこそ、「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』は100年続く老舗として、本物を求める人々に選ばれ続けているのです。
大正8年創業。失敗を重ねて生まれた宇治名物『元祖 茶だんご』の歴史
引用元:総本家 大茶萬
宇治抹茶を使った「茶だんご」は、今では宇治を代表する土産のひとつとして親しまれています。
その始まりは、大正8年創業の「総本家 大茶萬」。先代・須知万吉が、宇治の名産である抹茶を使った和菓子を作ろうと試行錯誤を重ね『元祖 茶だんご』を生み出しました。
現在では宇治土産の定番となった茶だんごですが、そのルーツには、創業者が新しい和菓子を生み出そうと重ねた工夫と挑戦があります。100年以上受け継がれてきた「元祖 茶だんご」の歩みをたどります。
初代・須知万吉氏が3年の試行錯誤の末に生み出した奇跡の味
「宇治ならではの和菓子を」と考えた先代・須知万吉が、茶だんごの創作に取り組んだことが始まりです。
主原料の米粉を湯で練り、蒸したあとに砂糖と抹茶を加えるなど、さまざまな方法を試しましたが、なかなか思うような仕上がりにはなりませんでした。
大正8年の創業から3年にわたって失敗と試行錯誤を重ね、そうしてようやく生まれたのが、現在まで受け継がれる『元祖 茶だんご』です。宇治のお茶を生かした新しい和菓子を生み出したいという思いが、100年以上続く味の原点になっています。
地元を元気に。あえて商標登録をしなかった「元祖」の誇り
大正8年に須知万吉が生み出した『元祖 茶だんご』は、現在では宇治土産の定番として知られる存在になっています。
宇治の名産である抹茶を使った茶だんごが地域に根づき、長く親しまれてきた背景には、「総本家 大茶萬」が創業以来、変わらない手法と味を守り続けてきた歩みがあります。
ひとつの店から始まった茶だんごが、宇治を代表する土産のひとつとして知られるようになったことは、「総本家 大茶萬」の歴史を語るうえでも大きな意味を持ちます。今も『元祖 茶だんご』の名をあげ、宇治の和菓子文化を伝え続けています。
機械に頼らない「手練り」と、茶だんご専用に調合された厳選素材
「総本家 大茶萬」の茶だんごのおいしさを支えているのが、創業当時から受け継がれてきた製法と、茶だんごのために選ばれた素材です。
職人の手仕事によって生み出される独特の弾力と艶に加え、京都宇治の提携茶園から仕入れる抹茶や国産の米粉など、素材にもこだわっています。昔ながらの製法と素材選び、その両方を大切にすることで、「総本家 大茶萬」ならではの食感と抹茶の風味を引き出しています。
今や宇治で唯一。創業当時のまま伝統を守り抜く「職人の手ごね」
「総本家 大茶萬」の茶だんごは、現在も職人が生地を手でこねる、創業当時からの製法を受け継いでいます。手で生地の状態を確かめながら仕上げることで、もちっとした独特の弾力と、なめらかな口当たりにつながっています。
さらに、その日の気温や気候を考慮しながら水分量を加減することも、職人の経験が生きる大切な工程です。長く受け継がれてきた手仕事が、「総本家 大茶萬」ならではの茶だんごの食感を支えています。
提携茶園から仕入れる、茶だんご専用の「石臼挽き宇治抹茶」
「総本家 大茶萬」では、提携茶園から仕入れた100%京都府産の宇治抹茶を、茶だんご専用に調合して使用しています。
米粉を使った生地との相性を考えながら配合を整えることで、団子のもちっとした食感の中でも、抹茶本来の豊かな風味を感じられるように。さらに、昔ながらの石臼で丁寧に挽くことで、抹茶の細かな粒子と香りを生かしています。
ひと口食べると、穏やかな甘みの中に宇治抹茶の香りと旨みが広がり、茶どころ・宇治らしい味わいを感じられる一品です。
安心安全へのこだわり。100%国産米粉と「完全無添加」
「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』は、米粉・砂糖・抹茶を使ったシンプルな和菓子です。
だんご生地には小麦粉を使わず、100%米粉を使用しているため、グルテンフリーのお菓子としても楽しめます。
また、着色料や保存料などの添加物を使用せず、素材本来の色や風味を生かしているのもこだわりのひとつ。抹茶の色や香りを人工的に補うのではなく、素材そのものの持ち味を大切にしています。
他店には真似できない、独特の「もちっとした弾力と艶」
「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』を特徴づけるのが、もちっとした弾力と艶のある仕上がりです。
その日の気温や気候によって生地の状態は変わるため、粉の配合や水加減、蒸し時間などを職人が見極めています。決められた分量や時間だけに頼るのではなく、手でこねながら生地の様子を確かめ、そのときの状態に合わせて加減を変えています。
こうした職人の経験と感覚が、やわらかさの中にほどよい弾力を持つ、独特の口当たりにつながっています。表面の艶にも、丁寧な手仕事が表れています。
本場・宇治だからこそ味わえる「総本家 大茶萬」極上抹茶のこだわり
引用元:総本家 大茶萬
宇治の名産である抹茶を使う茶だんごだからこそ、抹茶そのものの選び方や扱いにもこだわりがあります。
「総本家 大茶萬」では、京都府産の抹茶を茶だんごのためだけに調合し、昔ながらの石臼で丁寧に挽いています。
米粉の生地と合わせたときにも抹茶の風味がしっかり感じられるよう、素材との相性まで考えて仕立てているのがポイント。宇治らしい味わいを支える、抹茶への細やかなこだわりが詰まっています。
提携茶園で特別に栽培・調合された「茶だんご専用の宇治抹茶」
「総本家 大茶萬」では、提携茶園から仕入れた宇治抹茶を、茶だんご専用に調合しています。
抹茶そのもののおいしさだけでなく、米粉を使った団子生地との相性まで考えて仕立てているのがこだわりです。生地のやさしい味わいを邪魔することなく、抹茶の風味がきちんと感じられるよう、茶だんごに合う味わいを追求しています。
専用に調合された抹茶だからこそ、団子と一緒に味わったときにも、お茶らしい味わいがしっかりと感じられます。
粒子の細かさと豊かな香りを守る「昔ながらの石臼挽き」
茶だんごに使われる抹茶は、昔ながらの石臼で時間をかけて丁寧に挽き上げています。
石臼をゆっくり回して細かな粒子に整えることで、余計な熱が加わりにくく、抹茶の豊かな香りを生かせるのがポイントです。
細かな粒子は生地にもなじみやすく、もちっとした茶だんごを味わう中で、抹茶の風味が自然に広がります。口に入れた瞬間からふわっと香りが立ち、鼻へ抜けるような余韻まで感じられるのも、丁寧な石臼挽きならでは。抹茶の香りをじっくり味わえる仕上がりです。
抹茶本来のほろ苦さと旨味を際立たせる「完全着色料・保存料不使用」
「総本家 大茶萬」では、着色料や保存料などの添加物を使用せず、素材そのものの色や風味を生かした茶だんごを作っています。
抹茶の色を人工的に補わないことで、素材本来の色合いと味わいをそのまま感じられるのも特徴です。
米粉や砂糖といったシンプルな素材に抹茶を合わせるからこそ、お茶らしいほろ苦さや旨みも素直に伝わります。余分なものを加えず、素材の持ち味を大切にする姿勢が「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』の味わいにつながっています。
歴史と伝統に裏打ちされた最高峰の味わい
引用元:総本家 大茶萬
大正8年の創業から100年以上。宇治ならではの和菓子を生み出したいという思いから始まった「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』は、長い年月をかけて受け継がれてきました。
創業当時から続く手仕事を大切にしながら、茶だんごに合う抹茶を選び、素材の持ち味を生かす工夫も重ねています。
こうした積み重ねが、宇治らしい抹茶の風味と、もちっとした独特の食感につながっています。昔ながらの製法を守るだけではなく、素材と向き合いながら味を磨き続けてきたことこそ、「総本家 大茶萬」の『元祖 茶だんご』が長く親しまれてきた理由のひとつ。
宇治を訪れた際には、その歴史にも思いを馳せながら味わいたい一品です。
※この記事に掲載されている情報は、2026年9月時点の情報です。
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本日のライターProfile
川田 麻実

食について15年以上学び、出産を機に栄養の大切さを実感し、栄養士として8年活動しています。これまで栄養学・幼児食・オーガニック・フードコーディネートなど、さまざまな視点から食を学んできました。
素材や品質にこだわった食品を見つけ、その魅力を伝えることが好きです。こどもの栄養相談や食育イベントの開催、食・子育てWebメディアでの執筆を経験。専門知識と暮らし目線の両方から商品の魅力を分かりやすく伝え、「食べておいしい、知ってうれしい」そんな良いものとの出会いを届けることを大切にしています。
本記事の監修者

監修者・パティシエ
伊東福子
兵庫県芦屋市「ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋」オーナーシェフパティシエール。神戸海星女子学院大学卒業後、フランス・リッツエスコフィエへ短期留学。代官山ル・コルドンブルー東京校で製菓ディプロムを取得し、パレスホテル東京などで研鑽。「ジャパンケーキショー東京」連合会会長賞受賞。素材の個性を活かした繊細で驚きのある菓子づくりに定評があり、近年はグルテンフリーなどライフスタイルに寄り添うスイーツにも注力。日常にやさしい余韻を届けている。

ガイド・パティシエ
勝目響日
辻製菓専門学校を卒業後、五つ星ホテルやイタリア伝統菓子店、海外のホテルやカフェで腕を磨く。約100年の歴史を持つ鎌倉の老舗企業でも勤務し、日本文化への感性も大切にしている。日本とヨーロッパの技術を基盤に、現在はオーストラリアを拠点に新たな表現を追求中。

いいモノ.com編集部・スイーツ担当
ライター・カメラマン・フードスタイリスト
浅井宏美
大学院卒業後、タウン情報誌の編集者として約16年間勤務。“毎日の生活をちょっと楽しく”をテーマに、地域のグルメやイベント、スポーツ、カルチャー等の情報発信に携わる。通販事業にも関わり、地域の生産者や作り手の想いを商品とともに全国に届ける仕事も手がける。その経験を活かし、現在はフリーランスのエディター・ライター・カメラマン・フードスタイリストとして活動中。趣味はカメラ、お出かけ。愛機はNikon Z6で「そのとき・その場所で」しか撮れない写真を撮ることが好き。





