朝ご飯は、お米と鮭とお味噌汁といった和食ではなく、トーストにするパン派の人も多いですよね。ランチではサンドイッチを食べたり、デザートではカフェでフレンチトーストを食べたり、日常的にパンをよく食べる方は増えていると思います。
この記事では、パンばかりを食べている際に考えられるデメリットをお伝えしたうえで、健康的なパンとして話題な「全粒粉パン」・「ライ麦パン」をご紹介します。パン好きで、パンをよく食べているけれど、健康面が気になるという方は、ぜひご参考にしてください。
また、都内で美味しいと話題のパン屋さんも2店舗紹介しています。美味しいパン屋さんを、新しく開拓したいと思っている方は、ぜひご覧ください。
食物繊維が豊富?健康的なパンとは
パンが主食になりつつある現代で、パンばかりを食べている場合のデメリットとして次の2つが考えられます。
・特定の栄養素が不足してしまう(カルシウムやビタミンC不足)
・高カロリーになりやすい
そこで、栄養素が豊富なパンを2種類ご紹介しますので、今後のパン選びの参考にしてください。それは、「全粒粉パン」と「ライ麦パン」になります。
全粒粉パン
まず、全粒粉とは小麦粉の一種です。小麦についている胚乳と外皮、胚芽などの全てを粉にしたものになります。一般的に料理に使われる小麦粉は、小麦の一部である胚乳部分のみを取り出し、粉にしています。それに対して、全粒粉は、小麦についている胚乳と外皮、胚芽など全てを粉にしているため栄養素がとても高いです。食物繊維や、ミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
全粒粉はグルテン量が少ないため、ふっくらとしたパンが焼けないと、今までは判断されていました。しかし、作り方を工夫することで、今では全粒粉100%のものも出回っています。全粒粉パン全てが全粒粉100%というわけではなく、全粒粉と強力粉が混合したものも多いです。そのため、購入の際は配合量に注意しましょう。全粒粉の配合量が多いほど、栄養効果は抜群です。
グルテンとは:グルテン あるいは麩質(ふしつ)は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。料理では小麦粉に水を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡めあわされてグルテンが作られる。(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%B3)
全粒粉パンは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、トーストがおすすめですよ。より香ばしさが増して、美味しく食べられます。ぜひ、表面がカリッとなるまでトースターで焼き、お好みでバターを塗って食べてみてください。噛むほどに、小麦本来の香りや味を楽しむことができます。
ライ麦パン
ライ麦パンは、材料にライ麦粉を用いており、バターなどの油脂を使わないヘルシーなパンです。また、一般的なパンと比較すると食感が硬く、「ハードパン」の一種として分類されています。ライ麦粉とはライ麦を粉末にしたもので、小麦粉よりも食物繊維やビタミンBが豊富に含まれています。
ビタミンBをはじめ、ミネラルや食物繊維などの栄養素も豊富に含んでいます。ハードパンなので、噛みごたえがあり咀嚼回数が自然と増えることから、少量でも満腹感が得られやすいという特徴もあります。そのため、ダイエット面でも期待ができます。
栄養価は高いほうですが、カルシウムやビタミンCの含有量は少ないため、その栄養素までは期待できません。ライ麦パンを主食として食事をする際は、他の食材からカルシウムやビタミンを補いましょう。
ライ麦パンと合わせるといい!
ライ麦パンに、ご自身の好きな食材などを挟んでオリジナルのサンドイッチを作ってみてはいかがでしょうか。ライ麦パン自体の栄養価が高いため、チーズや野菜などを挟めば、栄養満点のオリジナルサンドイッチができますよ。
ライ麦パンにはほのかな酸味があるため、チーズなど乳製品との相性は抜群です。チーズを入れれば、カルシウムも補えますね。ビタミンCの部分では、赤ピーマンやブロッコリーを加えてみてはいかがでしょうか。彩りも豊かになります。それ以外でも、ハムやソーセージを入れても、とてもよく合うこと間違いなしです。
都内のおしゃれカフェで美味しいパンランチ
パンとエスプレッソとまちあわせ
画像引用URL:https://www.jisoku1jikan.jp/projects/#machiawase
店舗名:パンとエスプレッソとまちあわせ
住所:〒150-0001 渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK South 2F
営業時間:8:00~23:00(L.Oフード20:00 ドリンク・デザート 22:00 定休日なし
価格:1,000円〜1,999円
「渋谷の新しい待ち合わせに、ちょうどいい場所とちょっといい空間 パンとコーヒーと今日も素敵な待ち合わせ」という、素敵なコンセプトのお店。店内も黄色と白を基調とした、温かみのある店内も雰囲気があっていいですよね。
人気メニューは「ムーのクロックマダム」と「まちあわせのフレンチトースト」のようです。ムーというのは、こちらの店舗自慢の食パンのこと。「ムーのクロックマダム」は、厚切りのムーにベーコン、とろーり半熟の目玉焼きがのっています。店内が黄色と白を基調とした内装となっていることからもわかる通り、トーストはもちろんですが、卵にもこだわっているそうですよ。
ムーを使ったフレンチトーストは、フワトロ食感がたまらなくて、満足度が高い商品です。シャキシャキレタスが入ったBLTサンドや、たっぷりの粒あんを使ったあんバターサンドもおすすめなので、ぜひ一度食べに行ってみてくださいね。
カタネベーカリー
画像引用URL:http://bread-lab.com/bakeries/647
商品名:Katane Bakery(カタネベーカリー)
住所:東京都渋谷区西原1-7-5
営業時間:火~日(第1、3、5日曜日はお休み) 7:00~18:30(ベーカリー) / 7:00~18:30 ※L.O18:00(カフェ)
価格:〜999円
代々木上原の住宅街にある、地域に愛されるパン屋さんです。カフェも併設されており、隣には、キッチンアイテムなどの生活雑貨を扱う雑貨屋さんもあります。パンは100%国産小麦でこだわった確かなお味、それにもかかわらず通いやすい価格帯でコスパもGOOD。そういったところが、地域に愛されるパン屋さんの秘訣のようですね。
外はパリッと、中はふんわりのバケットが人気商品。カタネベーカリーは種類もたくさんあります。ハードタイプのパンだけでも品揃えが豊富で、選ぶのも楽しいですよ。また、お惣菜パンで、夏になると「夏野菜のフォカッチャ」があります。それは、ズッキーニやなす・とうもろこし・ピーマンと本当にとても具沢山で、クオリティーが高く美味しいです。
さらに、甘い系ではシナモンロール・あんぱん・クリームパン・パンオーショコラ・キャラメルナッツなど、甘い系もやはり種類が豊富です。ご紹介したパン以外にも、曜日やお日にちによって異なるパンがたくさんありどれも本当に美味しいので、自信を持っておすすめできるお店です。
まとめ
主食がパンという人も増えている現代で、パンばかりを食べている際に考えられる問題点と、それを補うための健康志向の高い人向けのパンをご紹介をしました。
皆さんは、全粒粉パンとライ麦パンをご存じでしたでしょうか? 聞いたことはあっても、ライ麦パンは食物繊維やビタミンBが豊富であるなど、詳しくは知らなかったことがあったのではないでしょうか。ぜひ今度はそれを知ったうえで、食べてみたり、日頃のランチに取り入れたりしてみてください。
今回ご紹介した2店舗のパン店は、どちらもかなりの人気店です。お客さんが並んでいることが多いかもしれませんが、興味が沸きましたらぜひ行ってみてくださいね。2店舗とも、カフェでのイートイン、テイクアウトどちらも可能です。
【あわせて読みたい!いいモノ.comのその他の記事】