予約が取れないことで知られる赤坂の日本料理店「赤坂おぎ乃」。開業初年度にミシュラン一つ星を獲得し、その名を一気に広めた名店です。その「赤坂おぎ乃」が監修する和スイーツ専門店「赤坂おぎ乃 和甘」が、虎ノ門ヒルズに店を構えています。
看板商品は『生どら焼き』。銅板で一枚一枚丁寧に焼き上げた生地に、北海道十勝産の小豆と洋のクリームを合わせた、和と洋が織りなす新感覚のどら焼きです。日本料理の名店が本気で作った和スイーツは、ひと口食べれば、その完成度の高さが伝わってきます。
この記事では、『生どら焼き』が選ばれ続ける理由と、素材・製法・荻野聡士氏の哲学にいたるまで、その魅力を紹介します。
名店ならではの技とこだわりが生んだ、和洋薫るふわふわ『生どら焼き』
「赤坂おぎ乃 和甘」の『生どら焼き』が選ばれる理由は、日本料理の名店だからこそ実現できる、素材と技術の次元の違いにあります。ミシュラン一つ星を獲得した「赤坂おぎ乃」が監修するブランドとして、メディアでも多数取り上げられてきました。
北海道十勝産小豆・兵庫県産卵・和三盆など、日本料理の名店が選び抜いた素材を、銅板で一枚一枚丁寧に焼き上げた生地で包む。ふんわりとやわらかくしっとりとした口当たりの生地に、甘さ控えめで小豆の風味がきれいに立つあんこと、洋のクリームのコクが重なります。
重たさがまったくなく、最後まで飽きのこない味わいは、日本料理で培った「引き算の美学」が、どら焼きというシンプルなお菓子の中に静かに息づいているからです。
日本料理の最高峰で磨かれた、荻野聡士氏の技と哲学
「赤坂おぎ乃 和甘」を語る上で欠かせないのが、監修者である荻野聡士氏の存在です。日本料理の最高峰で腕を磨いてきた料理人が、なぜ和スイーツに挑んだのか。その背景を知ることで、『生どら焼き』のおいしさの意味がより深く伝わってきます。
京都吉兆・銀座小十・銀座奥田で積んだ、修業の日々
高校卒業後、京都の名店「京都 吉兆」で8年間日本料理の基礎を叩き込み、帰京。奥田透師匠のもと「銀座 小十」で5年、姉妹店「銀座 奥田」では料理長を2年半務めた荻野聡士氏。
日本料理の最高峰を渡り歩いた末に、2020年3月「赤坂おぎ乃」を開業しました。開業からわずか半年後、ミシュランガイド東京2021・2022と連続して日本料理部門で一つ星を獲得。その実力は、業界でも広く認められています。
日本料理の技術が、和スイーツに息づく理由
荻野氏が和スイーツに挑んだのは、「日本の伝統的なお菓子を、現代の暮らしにもっと親しいものに」という思いからです。日本料理で培った素材を見抜く目利きの力と、素材の持ち味を最大限に引き出す技術が、『生どら焼き』の一枚一枚に息づいています。
会席料理の甘味として磨かれた感性が、和スイーツという新しい形で表現されたのが「赤坂おぎ乃 和甘」です。
どら焼きを「生」に変えた、素材と製法へのこだわり
「赤坂おぎ乃 和甘」の『生どら焼き』が他のどら焼きと一線を画すのは、素材と製法へのこだわりにあります。日本料理の名店が選び抜いた素材と、店舗で一枚一枚焼き上げるという製法が組み合わさることで、「生」という言葉にふさわしいみずみずしさが生まれています。
生地を決める、三つの素材へのこだわり
生地に使用する卵は、兵庫県産の濃厚卵。良質な天然飼料とミネラル豊富な天然地下水で育てられた親鳥から、出荷当日の新鮮なものだけを使用しています。
小麦粉は、熊本県菊池市産の有機JAS認定小麦を、小麦から製粉まで一貫管理したもの。化学肥料・農薬は一切使用せず、小麦本来の香ばしく優しい香りが生きています。
さらに砂糖には、四国徳島の阿波和三盆を使用。昔ながらの製法で丁寧に作られた砂糖きび100%の和三盆は、この砂糖からしか出せない上品な香りと甘みが特徴です。
和と洋が重なる、5種のフレーバー
あんこに使用するのは、北海道十勝産の小豆。内陸性の気候による昼夜の寒暖差で甘みが強く育ち、皮が薄く風味のよい小豆が、上品なあんこを生み出しています。
定番フレーバーは5種。マスカルポーネ・生クリーム・塩バターという洋のクリームと小豆を合わせた3種(各560円・税込)に加え、小豆本来の味わいを楽しむ特撰あずきと、白あんを使った特撰白あん(各470円・税込)も揃います。
どれを選んでも、北海道十勝産小豆の風味がきれいに立ちながら、それぞれの素材が引き立て合う。和と洋の絶妙なバランスが、このどら焼きならではの魅力です。
和の伝統を現代の暮らしに引き寄せる、充実のラインナップ
「赤坂おぎ乃 和甘」の魅力は、『生どら焼き』だけにとどまりません。和素材を使った手づくりスイーツが幅広く揃い、訪れるたびに新たな発見があります。『生どら焼き』も、定番5種に加えて毎月フレーバーが変わる限定どら焼きが登場し、何度訪れても飽きのこないラインナップです。
毎月変わる限定フレーバーと、手づくりの和スイーツ
定番5種に加え、毎月フレーバーが変わる限定どら焼きも見逃せません。白あん落花生クリーム・ずんだマスカルポーネ・バナナハニークリームなど、和と洋を掛け合わせた季節感あふれるフレーバーが毎月登場し、リピーターを生み出しています。
「赤坂おぎ乃」の会席料理でも提供される『和ジェラート』は、特撰抹茶・焙じ茶・練乳・椰子・白ショコラ・胡桃など定番8種が常時揃い、秋は和栗、春はあまおうなど季節限定フレーバーも加わります。
黒糖わらび餅・練乳葛豆腐もすべて手づくりで、素材の鮮度を大切にした品質が、日本料理の名店ならではの仕事ぶりを感じさせます。
手土産に選ぶ楽しさも魅力
和と洋が融合した新感覚の味わいは、手土産としても人気があります。予約困難な日本料理の名店が会席料理で磨き上げた甘味の看板商品を、気軽に持ち帰れるのが「赤坂おぎ乃 和甘」の魅力のひとつ。渡した瞬間に、贈る側のセンスがさりげなく伝わります。
生どら焼きの専用箱入り5個セット(3,000円・税込)・10個セット(6,000円・税込)はもちろん、ロゴ入りの風呂敷(1,100円・税込)や保冷バッグ(660円・税込)まで、「赤坂おぎ乃 和甘」の世界観を損なわないアイテムがそろっています。
包みから開けるまでの一連の体験が、贈られた相手への特別感をさらに高めてくれるでしょう。
本物を知る人が選ぶ、「赤坂おぎ乃 和甘」の『生どら焼き』
「赤坂おぎ乃 和甘」の『生どら焼き』の魅力についてご紹介しました。予約困難の日本料理名店が監修し、厳選された素材を手づくりで仕上げる和スイーツは、ひと口食べれば、その本物の味わいが伝わってきます。
店舗が入る虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2Fの「T-MARKET」は、東京中の名だたる名店が集結するグルメエリア。「赤坂おぎ乃 和甘」はその中でも特に注目を集める存在です。
虎ノ門ヒルズ駅直結というアクセスのよさで、仕事帰りにふらりと立ち寄ることもでき、ほかの名店と合わせて訪れる楽しさもあります。
大切な人への手土産に、特別な日のご褒美に。日本料理の名店が届ける、新しいどら焼きの世界をぜひご自身の舌で確かめてみてください。
※この記事に掲載されている情報は、2026年8月時点の情報です。
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本記事のライター Profile
赤川 亜紀子

元薬剤師。薬剤師として22年間勤務し、腸活歴は25年。体にいいことをあれこれ試すのが好きな健康オタクです。
その一方で、おいしいものとお酒も大好き。「健康のために我慢する」のではなく、おいしいものを楽しみながら健やかに暮らすことを大切にしています。
現在はライターとして、SEO記事やインタビュー記事、Webサイト・LPなど幅広く執筆。味はもちろん、素材や作り手のこだわりにも注目しながら、「本当においしい」と思えるスイーツをご紹介します。
本記事の監修者

監修者・パティシエ
伊東福子
兵庫県芦屋市「ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋」オーナーシェフパティシエール。神戸海星女子学院大学卒業後、フランス・リッツエスコフィエへ短期留学。代官山ル・コルドンブルー東京校で製菓ディプロムを取得し、パレスホテル東京などで研鑽。「ジャパンケーキショー東京」連合会会長賞受賞。素材の個性を活かした繊細で驚きのある菓子づくりに定評があり、近年はグルテンフリーなどライフスタイルに寄り添うスイーツにも注力。日常にやさしい余韻を届けている。

ガイド・パティシエ
勝目響日
辻製菓専門学校を卒業後、五つ星ホテルやイタリア伝統菓子店、海外のホテルやカフェで腕を磨く。約100年の歴史を持つ鎌倉の老舗企業でも勤務し、日本文化への感性も大切にしている。日本とヨーロッパの技術を基盤に、現在はオーストラリアを拠点に新たな表現を追求中。

いいモノ.com編集部・スイーツ担当
ライター・カメラマン・フードスタイリスト
浅井宏美
大学院卒業後、タウン情報誌の編集者として約16年間勤務。“毎日の生活をちょっと楽しく”をテーマに、地域のグルメやイベント、スポーツ、カルチャー等の情報発信に携わる。通販事業にも関わり、地域の生産者や作り手の想いを商品とともに全国に届ける仕事も手がける。その経験を活かし、現在はフリーランスのエディター・ライター・カメラマン・フードスタイリストとして活動中。趣味はカメラ、お出かけ。愛機はNikon Z6で「そのとき・その場所で」しか撮れない写真を撮ることが好き。





