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京都で人気の和菓子といえば餅菓子や琥珀糖、羊羹などさまざまな和菓子がありますが、実は「金平糖」も人気なのをご存じですか？　戦国時代に南蛮菓子の一つとして日本に伝わった金平糖は、織田信長にも献上され、そのめずらしさと美しさからとても人気だったそうです。

しかしその製法までは日本に伝わらず、日本で本格的に作られるようになったのは江戸時代になってから。今回ご紹介する『緑寿庵清水（りょくじゅあんしみず）』も、江戸時代から約200年にわたり、伝統を守りながら独創性あふれる金平糖を作り続けています。

金平糖というと子どものおやつ、というイメージがありますが、『緑寿庵清水』の金平糖はそのイメージを覆す美しさとおいしさ。京都の『緑寿庵清水』の、魅力的な金平糖について詳しくご紹介します！

金平糖はどうやって作られているの？

『緑寿庵清水』についてご紹介する前に、金平糖がどのようにして作られるか、簡単にお伝えしましょう。金平糖は、砂糖を溶かしてできた蜜と、金平糖の核となるザラメやもち米を細かく砕いたものからできています。

斜めに傾いた、”回転するかま”に核を入れ、蜜をかけながら加熱。加熱される段階で、まんべんなく蜜をかけなければいけません。また、その日の気温や湿度で、火力や蜜の量が変わります。

蜜をかけ、かまを回転させながら蜜をかけていると、金平糖にトゲが出て大きくなっていきます。金平糖は少しずつしか大きくならないため、完成までに2週間以上かかるほど、作業工数の多い和菓子なのです。

緑寿庵清水の金平糖はどんな商品があるの？

「色は違えど、味は同じ」。そんな金平糖にさまざまな味を加えて提供しているのが、京都にある『緑寿庵清水』です。

『緑寿庵清水』が提供する金平糖は、味だけでもなんと90種類以上！　たくさんあって迷ってしまいそうですね。今回は、特にプレゼントにもぴったりな4シリーズを厳選してご紹介します。

• シリーズ1：究極の金平糖
• シリーズ2：特選金平糖
• シリーズ3：季節限定の金平糖
• シリーズ4：小袋

シリーズ1：究極の金平糖

引用元：緑寿庵清水

まずは「究極の金平糖」をご紹介しましょう。「究極の金平糖」は、ごくわずかしか作られない金平糖です。「究極」というネーミングから、いかに貴重な金平糖であるかを感じさせられますね。

中でも「究極のチョコレートの金平糖」と、「究極のキャラメルあられの金平糖」が大人気。甘いものが好きな方へのギフトとしてぴったりです。

また、お酒が好きな方へは「究極のブランデーの金平糖」や「究極の日本酒の金平糖」を贈ってはいかがでしょう。「お酒と金平糖」といった珍しい組み合わせが、ちょっとした話題となり盛り上がるかもしれませんね。

「究極の金平糖」は8種類あり、キャンセル待ちが出るほどの人気商品。購入できた方の中には、「もったいないからゆっくり食べたい！」という声も。評判の高さが伺えますね。

シリーズ2：特選金平糖

引用：緑寿庵清水

続いては「特選金平糖」をご紹介。「特選金平糖」は人気シリーズのひとつですが、通年発売されており、比較的手に入りやすい商品です。「特選金平糖」は、高級感たっぷりなパッケージも魅力的。ひと目見ただけでは、金平糖だとわからない人もいるかもしれませんね。

種類によって味は変わりますが、どこか懐かしい甘さはどの味でも楽しめます。ついついポリポリと手が伸びてしまいそうです。

「特選金平糖」は以下の7種類から選べ、金平糖としてめずらしい味が展開されています。お相手に合わせて味を選んで、特別なギフトにするのはいかがでしょうか。

シリーズ3：季節限定の金平糖

引用：緑寿庵清水

続いては「季節限定の金平糖」をご紹介しましょう。「季節限定の金平糖」は、春夏秋冬の味わいが楽しめる金平糖シリーズです。風味を表現するのが難しい金平糖ですが、伝統の製法を駆使した、季節感たっぷりの味わいです。

冬の梅にはじまり、初夏のブルーベリー、夏のマンゴーやすいか、秋の栗など、1月から12月にかけて、多くの種類を提供しています。夏は凍らせて食べるとおいしい、ユニークな金平糖も登場しますよ。季節感たっぷりなので、お中元やお歳暮にもぴったりです。

「季節限定の金平糖」は、1〜12月にかけて、多くの種類を提供しています。より詳しい種類をご覧になりたい方は、『緑寿庵清水』の公式サイトをご確認ください。

『緑寿庵清水』の公式サイトはこちら。

シリーズ4：小袋

引用：緑寿庵清水

最後にご紹介するのは「小袋」シリーズ。お値段も量もちょうどいい、気軽に購入できる金平糖です。

「小袋」は、再現している味の風味がしっかりしており、噛まずにそのまま口の中に入れておきたくなるほど。噛んで飲みこむのがもったいなく感じてしまうほど、味わい深い金平糖になっています。

「小袋」が提供している味は、全13種類。通年販売されており、金平糖としておなじみの味やめずらしい味もラインナップしています。そこまで高価ではないため、気軽に召し上がりたい方やプチギフトにもぴったりです。

待望の新商品も要チェック！超究極の日本酒金平糖

『緑寿庵清水』では、新作の金平糖を作るのに2年以上かかるとされています。そして2023年6月、待望の新作金平糖が発売されました。それが「超究極の日本酒金平糖」です。

1615年創業、芸術的な日本酒造りを継承する『高木酒造』、1894年創業、現在に至るまで宮中食器を謹製上納する有田焼窯元『深川製磁』、そして『緑寿庵清水』の技術が集結し、日本酒「十四代」を使って生まれた、唯一無二の逸品。

〜すべてを機械化することなく、「人の五感」と「手しごと」にこだわり続け進化することこそがお客様の笑顔につながる。
そう信じる三社の共演により、日本酒十四代の金平糖と深川製磁オリジナルボンボニエールが完成いたしました。〜

念願の新商品【究極 日本酒 十四代の金平糖】ご案内｜緑寿庵清水より引用

2023年6月8日より、電話と来店にて予約受付中。京都本店・祗園店・銀座店で予約ができます。数量限定なので、予約はお早めに！

『緑寿庵清水』の公式サイトはこちら。

緑寿庵清水の金平糖は店舗でのみ購入可能

『緑寿庵清水』が提供する金平糖は、通販では購入できません。購入できる店舗としては以下が挙げられます。

• 本店
• 祇園店
• 銀座店
• 百貨店（三越、伊勢丹、高島屋など）

百貨店のオンラインショップで『緑寿庵清水』の金平糖が表示されることがありますが、店頭のみの取り扱いとなっています。

また、『緑寿庵清水』の金平糖は、とても人気があるため、夕方ごろには売り切れてしまいます。お昼ごろまでに買いにいくことをおすすめします。

ほかにも、かわいい京都土産をお探しなら、京都に来たら手に入れたいかわいいスイーツもぜひチェックしてみてください。インスタ映え間違いなしのお土産をご紹介しています。

まとめ

今回は『緑寿庵清水』の金平糖についてご紹介しました。江戸時代から約200年にわたり、伝統を守りながら独創性あふれる金平糖を作り続けてきた老舗だからこそ作れる、魅力的な商品ばかりでしたね。

素材の味や香りを最大限生かした金平糖は、金平糖は子どものおやつ、というイメージを覆すおいしさ。京都土産やプチギフトにもぴったりです。

種類豊富な「小袋」は、気軽なプチギフトや手土産にぴったり。季節限定の金平糖は、お茶会の席を季節感たっぷりに彩ってくれそうです。陶器や高級感たっぷりのパッケージに入っている金平糖は、特別なプレゼントにも好適。贈る方の好みなどを思い浮かべながら選ぶ時間も楽しめそうです！

もちろん、頑張った自分へのご褒美に購入するのも良いですよね。金平糖をゆったり一粒ずつ味わう、という新しいぜいたくな体験ができますよ。

伝統を守りつつ進化している京都のお土産といえば、 京都の老舗「斗六屋」の新ブランド「SHUKA」の甘納豆もおすすめです！

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