全国各地に存在する銘菓。土地の特産品を使ったり、事柄や人にちなんだりと、それぞれの特色を持っていますよね。地元はもちろん、多くの人々に愛されてきた由緒正しきお菓子たちです。
今回は、日本各地の銘菓の中から厳選して5点のお菓子をご紹介します。原材料や製法にこだわり、まごころ込めて作られた品を選びました。また、現地を訪れることが難しい方のために、お取り寄せもOKな品をセレクトしています。ぜひ最後までご覧ください。
目次
人々に愛されるおすすめ銘菓5選
日本各地の銘菓から、まごころが込められたこだわりの銘菓をご紹介します。各店舗のオンラインショップにてお取り寄せも可能。気になるお菓子があるか、チェックしてみてください。
【菓匠美都家】越中人まごころ(富山県)
引用元:菓匠美都家
富山県高岡市の和菓子屋『菓匠美都家』では、多くの人々に愛されるお菓子作りに取り組んでいます。色鮮やかな上生菓子や包みにこだわった贈答用のお菓子など、見て楽しく食べておいしい和菓子たちがズラリと並んでいます。
銘菓「越中人まごころ」は、焼き饅頭の中に栗がまるごと一粒入った贅沢な一品です。ホクホクの栗としっとりした白あん、ホロホロの焼き饅頭と3種類の食感を楽しめます。濃い緑茶との相性は抜群で、お茶菓子にもおすすめですよ。
銘菓を包むパッケージも華やかです。赤、緑、白、黄の4色の包みに金色の文字がよく映えます。個包装で分けやすいのでお土産や差し入れにもぴったりですよ。
また外箱には薬売り商人が描かれています。薬やお菓子を通して、まるで人々にまごころを届けようとしているように見えてきます。
商品名 | 越中人まごころ |
価格 | 1,890円(税込み) |
送料 | 地域により770円〜1,430円 |
内容量 | 10個 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存 |
賞味期限 | 製造日より30日 |
菓匠美都家オンラインショップ | https://kashoumituya.theshop.jp |
【坂根屋】銘菓 宿禰餅(島根県)
引用元:坂根屋
島根県出雲市の和菓子屋『坂根屋』は、創業152年の老舗。出雲大社のお膝元で、人々の縁を結ぶお菓子を作っています。国産素材のみで作られるお菓子は、どれも優しくホッとする味わいです。
銘菓「宿禰餅(すくねもち)」は相撲の開祖にちなんで作られた和菓子。しっとり&もちもち食感の求肥を味わえます。味は柚子と胡麻の2種類です。柚子はすっきり爽やか、ごまは風味豊かでどちらもおいしいですよ。
また、パッケージには相撲の土俵が描かれています。白星と黒星にちなんだ、モノトーンのクールなデザインです。相撲取りの人形も同梱されているので、紙相撲を楽しむこともできちゃいます。食べておいしい、遊んで楽しい。笑顔になれる銘菓ですよ。
商品名 | 銘菓 宿禰餅 |
価格 | 1,361円(税込み) |
送料 | 地域により715円〜1,980円 |
内容量 | 16個(柚子味:8個、胡麻味:8個) |
保存方法 | 直射日光を避けて常温保存 |
賞味期限 | 発送日より15日程度 |
坂根屋オンラインショップ | https://sakaneya.shop-pro.jp |
【松林軒豊嶋家】絹多ぐるみ(山梨県)
引用元:松林軒豊嶋家
創業190年を迎えた老舗和菓子屋『松林軒豊嶋家』。お菓子で人々を笑顔にしようと、まごころを込めて和菓子を作り続けています。
代表銘菓の「絹多ぐるみ」は、お茶菓子として人気の一品。地元はもちろん、山梨県以外でもお茶席のお菓子として使われるんだとか。
白あんと卵で作られたホクホクの生地で小豆あんを包んだ和菓子です。小豆あんの中には、くるみやレーズン、白ごまが入っています。山の幸のうまみがギュッと詰まっていますよ。小豆を黒糖で炊くことで、ほんのり優しい甘さのお菓子に仕上がりました。
くるみのカリッと感やごまのプチプチ感、レーズンの柔らかさなど、さまざまな食感が楽しめます。ひと口で二度も三度もおいしいので、ちょっぴり得した気分になれますよ。
緑茶はもちろん、コーヒーとの相性もいい「絹多ぐるみ」。ティータイムのお供に召し上がってみてください。
商品名 | 絹多ぐるみ |
価格 | 1,800円(税込み) |
送料 | 全国一律1,000円 |
内容量 | 10個 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存 |
賞味期限 | 製造日より12〜15日程度 |
松林軒豊嶋家オンラインショップ | https://shourinken.thebase.in |
【ぽると総本舗】ぽると(りんご味)(長崎県)
引用元:ぽると総本舗
かつてポルトガルとの南蛮貿易で発展した、長崎県佐世保市。『ぽると総本舗』は佐世保から全国の人々へおいしいお菓子を届けることをモットーにしています。
今回ご紹介する銘菓「ぽると(りんご味)」は、りんご味のようかんをビスケットではさんだ一品。和菓子と洋菓子が絶妙にマッチした和洋折衷菓子です。ホロホロ×ムチッと食感の、おもしろい組み合わせが楽しめますよ。
お菓子の名前は、ポルトガルの港町にちなんで名付けられたんだとか。南蛮貿易時代の佐世保やポルトガルに思いを馳せながら銘菓をいただくと、趣が増すような気がします。
りんごの甘ずっぱさのお陰で、くどすぎず食べやすくなっています。またパッケージのりんごのイラストがレトロでかわいいデザインです。自分用はもちろん、手土産にもおすすめですよ。
商品名 | ぽると(りんご味) |
価格 | 1,900円(税込み) |
送料 | 全国一律880円(5,400円以上購入で送料無料) |
内容量 | 10個 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |
賞味期限 | 製造日より15日 |
ポルト総本舗オンラインショップ | https://www.hakuju-ji.com/html/page1.html |
【菓舗たむら】磯部煎餅(群馬県)
引用元:菓舗たむら
群馬県にある磯部温泉から生まれた銘菓「磯部煎餅」。なんと100年以上の歴史があるんだとか。温泉の源泉を使って焼き上げた、群馬県を代表する銘菓です。炭酸ガスが含まれる鉱泉を使って焼き上げるため、軽い口あたりとミネラルの香りを楽しめます。
小麦粉、砂糖、菜種油のみを使って作られる、シンプルな煎餅です。おいしい煎餅に仕上げるためには、材料の質のよさや職人の腕の確かさが求められます。そのため、こだわりの材料を使って、熟練の職人が一枚ずつ丁寧に焼き上げているそうです。
薄くてパリンと割れる煎餅生地は、驚くほどなめらかです。口の中でシュワッと溶けてなくなるような感覚を味わえます。軽い口あたりのおかげで、何枚でも食べられちゃいますよ。
素朴な味わいでどこか懐かしい気持ちにさせてくれる銘菓「磯部煎餅」。2002年の全国菓子博覧会では『全菓博会長賞』を受賞しており、おいしさは折り紙付きです。ぜひ一度召し上がってみてください。
商品名 | 磯部煎餅 |
価格 | 1,793円(税込み) |
送料 | 地域により660円〜1,210円(10,000円以上購入で送料無料) |
内容量 | 27枚 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |
賞味期限 | 製造日より60日 |
菓舗たむらオンラインショップ | https://www.isobesenbei.com/online-shop/ |
まとめ
日本の全国各地で作られている、それぞれの土地の銘菓。職人たちがまごころを込めてつくった、こだわりの品を5点ご紹介しました。
土地の歴史にちなんだお菓子や、特産品を使ったものなど、それぞれ特色がある銘菓たち。お菓子の種類や味は違えど、全てに共通するのは、まごころが込められていることです。
どのお菓子にも「おいしいと感じてもらいたい」、「食べる人に笑顔になってほしい」といった作り手の思いが宿っています。だからこそ、時代や場所を超えて人々に愛される銘菓になったのではないでしょうか。
今回ご紹介した銘菓は、各店舗のオンラインショップでお取り寄せもできます。食べてみたいもの、誰かに贈りたいものがあれば、ぜひ手に入れてみてくださいね。