パン屋の焼きたてのクロワッサンは、サクッとしたおいしさが魅力です。パン屋に行ったら必ず購入する方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その焼きたてのおいしさを自宅で楽しめたらうれしいですよね。最近では、おうち時間を楽しむアイテムとして、冷凍クロワッサンの生地が市販で気軽に手に入るようになりました。
しかし、「どこに売っているのか分からない」「自分で焼くのはちょっとハードルが高い気がする」という方へ。本記事は、冷凍クロワッサンはどこで売っているのかと、おいしい焼き方のポイントや保存方法を交えて紹介していきます。
焼きたてのクロワッサンでちょっと贅沢なモーニングができたらと考えると、朝起きるのがとっても楽しみになりますね。そのまま食べるのもおいしいですが、たまごフィリングをはさんだり、フルーツサンドにしたり。アレンジを加えて楽しむのもおすすめですよ。
目次
クロワッサンとはどんなパン?
そもそもクロワッサンとはどんなパンなのでしょうか。この食感はどうやって生み出されるのでしょうか。
このサクサク食感とバターのリッチな香りが人気のパンは、他のパンと比べても工程が複雑で家で作るのが難しいです。またバターをふんだんに使っているため材料費も髙くなります。
パン生地とバターを重ねて何度も折りたたむことによって、とても薄い生地の層が出来上がります。それを焼くことで間に挟まれたバターが溶け出し、サクサクのパンが空気を挟んだ層状に焼きあがります。
実際に作るには、バターが解けないよう手早く生地を伸ばし折りたたむという作業が必要になります。家で作るのはなかなか大変ですね。
そんな時に焼く前の冷凍のクロワッサンを買えば、簡単に焼きたてを家で食べることができますね。長期保存ができるので、ちょっと小腹がすいた時にも便利です。
冷凍クロワッサンを販売しているお店5選
ここでは、冷凍のクロワッサンの生地がどこで売っているか、まとめて5ヶ所ご紹介します。お店ごとに、入っている個数やサイズ感もさまざま。ぜひ購入の参考にしてください。
1. カルディコーヒーファーム
引用元:カルディコーヒーファーム
『カルディコーヒーファーム』で大人気、売り切れているお店も続出の「オスカーモンド クロワッサン」。人気の秘密は、香り高いヨーロッパ産の発酵バターを100%使用しているところです。
生地を解凍する手間が少しありますが、その時間も気にならないほど焼きたてのおいしさは抜群!入っている個数も5個とちょうどよく、冷凍庫の場所を取らないのもうれしいポイントですね。
休日の朝ごはんやブランチに野菜たっぷりのスープやポタージュと一緒に出して、ちょっぴり贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
商品名 | オスカーモンド クロワッサン |
内容量 | 275g(5個) |
価格 | 680円(税込) |
賞味期限 | 冷凍保存30日(-18℃以下)解凍後2日以内におめしあがりください。 |
保存方法 | -18℃以下で保存してください。 |
2.ピカール
引用元:ピカール
1日に最高で25,000個も売れたことがある『ピカール』の「クロワッサン」は、日本に冷凍クロワッサンを広めたパイオニア的存在です。
クロワッサンに使用している素材は、全てフランス産。厳しい基準を満たし、産地を保証できるものだけにつけれらる、A.O.P認証の発酵バターをふんだんに使用しています。さらに卵も平飼いの卵を使用するなど、環境や動物にも配慮したやさしい原材料を使っています。
おいしいクロワッサンを食べながら、エシカルな活動に貢献できるのはちょっぴりお得な気分になりますね。『ピカール』では、その他に「ミニクロワッサン」や、チョコレートを包んだ「パン・オ・ショコラ」、りんごのコンポートを包んだ「ミニパン・オ・ポム」など、いろいろな、クロワッサンのバリエーションを販売しています。
商品名 | クロワッサン |
内容量 | 55g × 8個 |
価格 | 949円(税込) |
3.富沢商店
引用元:富沢商店
さまざまな製菓商材を取り扱っている『富沢商店』で販売されているのが「冷凍ミニクロワッサン」です。こちらのクロワッサンは、お子さんにも食べやすい甘味がついているのがポイントです。
サイズも小さな手で持ちやすいミニサイズなので、朝ごはんやおやつなどに食べやすい、ピッタリのサイズ感ですね。1個が小さいので、食べる量にムラがあるお子さんにもちょうどいいのではないでしょうか。焼き置きしておいて食べさせる数の調整も可能です。
商品名 | 冷凍ミニクロワッサン |
内容量 | 10個 |
価格 | 745円(税込) |
賞味期限 | 製造日から 50 日 |
保存方法 | -18℃以下で保存 |
4.業務スーパー
引用元:業務スーパー
冷凍の野菜や肉、スイーツが大人気の『業務スーパー』でも、冷凍のクロワッサンの取り扱いがあります。「フレンチミニクロワッサン」は、ファンの間で人気が高く、店頭でも売り切れ続出なんだそうです。
『業務スーパー』の冷凍クロワッサンの魅力は、なんといっても1袋10個入りで430円という圧倒的なコスパの良さ!コスパがよいにもかかわらず、フランス産の発酵バターがきちんと練りこまれているので、クオリティも申し分なしのおいしさです。
商品名 | フレンチミニクロワッサン生地 |
内容量 | 10個(240g) |
価格 | 430円(税込) |
保存方法 | -18℃以下で保存してください。 |
5.Pasco
引用元:Pascoのオンラインショップ
大手製パンメーカーの『Pasco』からも、成形、発酵いらずのおいしいクロワッサン生地が、オンライン限定で発売されています。5個入り×4袋入りと、たっぷりサイズで購入できますよ。食べ盛りのお子さんがいるご家庭や、ホームパーティーで大人数が集まる時に活躍してくれそうです。
冷凍状態だと小ぶりですが、焼くと大きく膨らむのでボリューム感もバッチリ。一気に焼いてカゴに入れればパーティーで喜ばれること間違いなしです。
商品名 | スマート冷凍パンキット クロワッサン |
内容量 | 5個入4袋 |
価格 | 2,680円(税込) |
賞味期限 | 発送日から冷凍で30日以上 |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下) |
冷凍クロワッサンをおいしく焼くポイントは4つ
焼きたてのクロワッサンが食べられるとしても、焼き方に失敗してしまっては、せっかくの楽しみも台無しになってしまいますね。実は冷凍クロワッサンをおいしく焼くには、ちょっとしたポイントがあります。大きく4つにまとめたので、ぜひ焼くときの参考にしてみてください。
その1 焼き方の説明書をしっかり読む
さまざまなメーカーから販売されている、冷凍クロワッサンを焼く時の条件はメーカーによってバラバラです。「冷凍状態のまま焼く」のか、「全解凍してから焼く」のか。解凍する時期や解凍時間など、メーカーによって違っています。
前に買ったクロワッサンは上手く焼けたからと過信してしまうと、生焼けや焦げすぎなどで、大失敗してしまうかも知れません。そのため、冷凍クロワッサンを焼く前に、必ず焼き方の説明書をしっかりチェックするようにしましょう。
その2 生地をだらけさせない
「オーブンを温めている間に、解凍中のクロワッサンをすっかり忘れ、生地をだらけさせてしまった……」
この状態であわててクロワッサンをオーブンに入れても、バターが溶け出しているので、サクサク感のないぺしゃんこのクロワッサンが焼きあがってしまいます。解凍時間をしっかりタイマー設定するなど、忘れない工夫をして、ベストな状態でクロワッサンをオーブンに入れましょう。
その3 焼成中何度もオーブンを開けない
「クロワッサンがちゃんと焼けているか不安」「焼き色がどのくらいついているか確かめたい」
そう思って何度も頻繁にオーブンを開け閉めすると、オーブンの温度が下がってしまい、生焼けのクロワッサンが焼きあがる原因に。ふくらみも悪く、せっかくのおいしさも半減してしまいます。
どうしても焼き色を確かめたいという時は、サッと短い時間でチェックするようにしてください。
その4 もし焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせる
「クロワッサンの天面がしっかり焼けてしまって、焼きあがる頃には焦げてしまいそう……」という状態は、オーブンのクセなどでよく起こるトラブルです。
そのような時には、焼けてきた部分、ちょっと焦げそうな部分にアルミホイルをかぶせてあげましょう。オーブンの熱を反射させるので、焼けすぎが防げます。もし「生地がくっつくのが心配」という人は、フライパン用ホイルを使用すると、くっつく心配もなく、焦げすぎもしっかり防げます。
焼いたクロワッサンはどうやって保存する?
「つい冷凍クロワッサンを多く焼き過ぎてしまった」「家族が食べると思ったのに、余ってしまった」
そんな時間違った保存をしてしまうと、せっかくおいしく焼けたクロワッサンも、次に食べる時に台無しになってしまいます。ここでは、おいしさをキープしながら保存する方法をご紹介します。
NG:冷蔵保存は固くなっておいしくない
クロワッサンに限らず、パン全般は冷蔵保存がとっても苦手です。冷蔵庫の中はとても乾燥しているので、パンの劣化が早く、あっという間にパサパサ、カチカチになってしまいます。
サンドイッチやフルーツ、生クリームを使ったクロワッサンサンドを作ったとき以外は、冷蔵保存は避けましょう。
OK:しっかり封をして常温保存&トースターでリベイク
「冷凍クロワッサンを焼き過ぎてしまって、余ってしまった」という時には、食品用の保存袋やジップ付きの保存袋に入れ、しっかり封をして常温保存するのがおすすめです。この時、焼きたてアツアツ状態を袋に入れると、水蒸気でクロワッサンが蒸れてしまうので、冷めてから入れるのがポイントですよ。
袋に入れて、焼きたて感が無くなってしまった場合には、トースターや高温のオーブンでサッとリベイクすると、もとのサクサク感が復活します。この時も、クロワッサンが焦げそうな時は、アルミホイルをかぶせておくと、焼けすぎを防いでくれるので安心です。
まとめ
今回は、冷凍クロワッサンはどこで売っているのかと、焼き方のポイントと保存方法を交えてご紹介しました。バターにこだわって作られているもの、甘みがついたもの、コスパのよいものと、紹介した冷凍クロワッサンだけでもいろいろな種類がありましたね。
おいしく焼くのにもコツがあるため、記事を参考にしてサクサクのおいしいクロワッサンを楽しんでください。ぜひ、冷凍クロワッサンをおうち時間に取り入れて、贅沢なひと時を作ってみませんか。
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