2022年12月、FMラジオ局J-WAVEで「goo-dy.編集部」が紹介した『プリン専門店 杏堂(あんずどう)』の「ふわとろ絶品ありがとうプリン(以下、ありがとうプリン)」。2021年6月にオープンして以来、”新しい感謝のカタチ”として、人気が高まってきました。
『プリン専門店 杏堂(以下、杏堂)』は、オンライン限定でプリンを販売しているプリン専門店。今回は改めて『杏堂』オーナーの安達(あだち)さんにgoo-dy.編集部がインタビュー!
「ありがとうプリン」がどのように生まれたのか、こだわりのポイントは、どんな方におすすめなのか……気になることを安達さんにいろいろお伺いしました。この記事を読めば『杏堂』の「ありがとうプリン」がどうしてこんなに人気なのか分かるはず! ぜひ最後までご覧ください。
目次
『杏堂』ってどんなお店?誕生秘話
オンライン限定でプリンを販売しているプリン専門店『杏堂』は、「プリンで、“感謝”の気持ちをお届けするお手伝いがしたい」がコンセプト。他にはないコンセプトが目を引きます。
オーナーの安達さん自身、素直な気持ちを言葉にするのが苦手だそう。そこで、言葉を使わなくとも感謝の気持ちを伝えられるものを作ろうと考えたそうです。そんな想いで『杏堂』が誕生しました。
ー安達さん:私自身が休職している間に自己啓発本を読んだり、コーチングを受けたりする中で“素直になれない性格”が、相手との関係性だけではなく自分自身も苦しめてしまうと気づきました。
コーチングや自己啓発本などで自分自身の考え方や感じ方を変えていくことはできますが、全員がコーチングを受けられるわけじゃないし、簡単なことではありません。もっと身近な手段があってもいいな~あ、という思いがありました。“感謝を伝える”ことがもっと身近になってほしくてこのコンセプトに決めたんです!
“「ありがとう」が言える” を目指している人のお手伝いがしたい
自己肯定感が高い人、日々キラキラしてる人……私から見て「この人いいな」と感じるような人って、褒められたら素直に感謝の気持ちを受け取れるんですよね~。一方で「いやいや、そんな人間じゃないので」と拒絶してしまう人もいる。一人でいると「自分なんて」「自分のせい」と自虐してしまう人もいます。
「どうしたらキラキラしてる人みたいな考え方ができるんだろう」と考えた時、言葉の選び方が重要なんだということに気づいたんです! 「ありがとう」という言葉を言えるようになると、相手からの「ありがとう」の気持ちが素直に受け取れるようになる、そんな感覚が湧き出てきました!
そうですね、自分自身“「ありがとう」が言える”を目指して努力してきました。そこから、同じように感じている人のお手伝いになればいいな~と思ったんです。きっと自分の気持ちを素直に受け取れない人が、大勢いるのではないかと考えました。
「ありがとうプリン」が生まれたエピソードを教えて!
大人から子どもまで人気があり、誰もが大好きなプリン。世の中にはさまざまなスイーツがありますが、その中からどうして「プリン」を選んだのかを教えていただきました。
身近なスイーツで気軽に感謝の気持ちを伝えてほしい
ー安達さん:プリンは子どもから大人までみんな大好きで、本当に身近なスイーツなので、気軽に贈るのにぴったりだと思ったんです! 実は3Dプリンターを使ってプリンが作れないかと試行錯誤していた経緯があるんですよ。結局食品衛生的によくないな~と分かり、プリンそのものの形にこだわるのではなく、お店のコンセプトである“感謝の気持ちを伝える”プリンを開発することにシフトしました。
自分の “弱み” をさらけ出したことで生まれたご縁
いろいろな人に悩みを相談をする中で、たまたま元高級ホテルのシェフ、パティシェを紹介してもらい、プリンのオリジナルレシピができあがりました。人の縁というか、不思議な縁でこの「ありがとうプリン」が誕生したんです!
「プリンを開発しようと思ってるんだけど、レシピが決まらなくて悩んでいる」といろいろな人に相談していたら、ある人が「知り合いがいるよ」とシェフを紹介していただきました。そうなんです、この経験から自分の“弱み”をさらけ出すって結構大切なんだなと思いましたね。
「ありがとうプリン」こだわりのポイントは?
身近なスイーツだけあって、世の中には食感も味わいもさまざまなプリンがたくさんあります。その中でも、安達さんが特にこだわっているポイントとは?
シンプルだからこそ素材にこだわりを
ー安達さん:うーん、レシピにもよりますがプリンは本当に身近なものなので、誰でも素材を入手できますよね。なので、レシピと厳選素材にこだわっています。プリンは卵、牛乳、砂糖とシンプルな素材で作られていますが、味や食感などのバランスを「ありがとうプリン」のように仕上げるのは難しいんじゃないかなと自負しています! スイーツ専用の卵を使っているので、濃厚な卵の甘みを味わえるプリンに仕上げています。
オリジナルメッセージカードも入れられます
ー安達さん:そうですね、オリジナルのメッセージカードを封入しているのもこだわりです! 感謝の気持ちを伝えるのに「ありがとうプリン」をお選びいただいているので、文字数制限もありません。汎用的な言葉ではなく、日頃伝えきれない感謝の気持ちを送っていただければ代筆いたします!
長文でメッセージカードの文章を頂いた時って、けっこうテンションが上がるんですよ! そうそう、その方の感謝を伝えたいという気持ちが伝わってきます。そんな感謝の気持ちを伝えるお手伝いができているんだなと感じられて、やりがいを感じますね。
「ありがとうプリン」のおすすめの食べ方は?
「ありがとうプリン」は、カラメルが別添えで付いています。お好みでカラメルの量を調整できるのもうれしいポイント。安達さんは、まずはカラメルなしで食べてみてほしい! とのこと。
まずは卵感を味わってみて!
ー安達さん:まずは濃厚な卵の甘みを感じてほしいので、まずはカラメルなしでご賞味いただきたいです。人それぞれ好みがあるので、カラメルの分量はお好みのバランスを探していただきたいなと。「ありがとうプリン」は“卵感”を味わえるのが最大のポイント。カラメルなしでご賞味いただいてもとってもおいしい! と自信を持っています。
実は、もともとはプリンの底にカラメルが敷いてあったんです。その状態で配送したら、カラメルが撹拌されてしまって非常に見栄えが悪い状態でお客様に届いてしまった……ということがありました。それがきっかけでカラメルを別添えにするように。
大切な人に贈るのに、見栄えが悪くなってしまっていたらがっかりしてしまいますよね。この経験があったからこそ「ありがとうプリン」の魅力も改めて分かったので、結果としてすごくよかったと思います。
そうですね~裏技としては、温かい食パンにのせて“プリンジャム”のような感じでお召し上がりいただきたいですね。これまた卵感がとても感じられるので、おいしく召し上がれますよ。世の中には多くのプリンジャムが販売されていますが、賞味期限を長くするために添加物が入っていたりします。『杏堂』の「ありがとうプリン」には添加物が入っていませんので、安心してお召し上がりいただけます。
「ありがとうプリン」はどんな方に買ってほしい?
感謝の気持ちを伝えるのにぴったりな「ありがとうプリン」です。特にどんな方におすすめなのか、安達さんに教えていただきました!
素直に感謝を伝えられない方にぜひおすすめしたい
ー安達さん:ん~、今は30代から70・80代の方まで、幅広い世代にご購入いただいています。男女比もあまり差がなく、プリンは広く愛されているんだなと実感しています。
ですが特に、ツンデレの方に! もしくは、普段なかなか親に感謝の気持ちを表現できない方、長年連れ添ったご夫婦の方で、いつもと違うホワイトデーのギフトを贈りたいという方にもぜひ。そうそう、ちょっとマンネリ感があるけれど、改めて感謝の気持ちを伝えたい。でもちょっと照れくさいな、という方にご購入いただきたいですね。「ありがとうプリン」はどストレートな商品名なので、感謝の気持ちもストレートに伝わるはず!
あとは、プリンにこだわっている方はもちろん、普段プリンを召し上がらない方にもぜひ試していただきたいです。味の違いが分かっていただけると思いますし、それをきっかけにいろんなスイーツにハマっていただけたらうれしいです。
プリンの蓋には6ヶ国語で「ありがとう」が書いてありまして、海外の方に贈るのにもおすすめです。外国の方も喜んでくださったというレビューをいただいています。
安達さんが今、一番力を入れていることは?
すでに大人気の「ありがとうプリン」ですが、お客様の声を受け、安達さんは今後もさまざまな取り組みを考えているそうです。
お客様のご要望に寄り添いたいと模索中
ー安達さん:そうですねえ、お客様にもっと寄り添うためにはどんなもの・ことが必要なのかを模索しているところです。例えば、今はスタンダードな味わいを売りにしている一方、リピートしてくださっている方からは違うバリエーションを求める声もあったりします。また、瓶がかわいいけれど、SDGs的な観点で何か工夫があるとうれしい、といった声もいただきます。
今は完全受注生産で、木曜に製造・発送しているのですが、木曜に注文を受けると長くお待たせしてしまう現状があります。これらのご要望にどう寄り添っていけるか。うん、それが今一番力を入れたいところですね。
創業してから印象に残った出会いはありますか?
同志、そして着目してくれた方々との出会い
ー安達さん:うーん、1つ目は楽天市場が主催する運営者のセミナーに行ったことでしょうか。ノウハウを得られたのはもちろんですが、同じような状況の運営者・経営者と知り合うことができました。お互い励まし合いながら頑張っていく、そんなつながりができました。
2つ目は、2022年の夏に「渋谷モディ」でポップアップストアを出したことです。そうそう、アンバサダーとして大庭すみ花さんが店頭に立ってくださり、プリンのPRをしてくれました。新しいお客様にリーチするきっかけになったと思っています。
あと3つ目は、2022年12月、いいモノ.com編集長にラジオ番組(J-WAVE)で紹介していただいたこと! (ラジオ放送)当日にはいつもの4倍の注文が入り、そのあともしばらくは1.25倍ほどの日が続きました。お歳暮でまとまった数を購入する企業やお客様からの問い合わせが増えましたね。
そうだ! ラジオで紹介していただいてからはHPへのアクセス数も非常に伸びまして、個人的にもとても心強い出来事でした!
今後の展望もぜひお聞かせください!
ジャストアイデアではありますが、と前置きしつつも、前向きな展望を抱いている安達さん。プリンの製造・販売だけに留まらない、ユニークな活動につながっていきそうな予感です!
他店とのコラボや、同志と共に活動できたら楽しいだろうなと
ー安達さん:冷凍技術もどんどん進化しているので、賞味期限をより長くできるような開発やお客様にとって使いやすい商品を開発していけたらいいなと考えています。現時点では明確な計画はありませんが、こだわりのある飲食店やお店とコラボして、そこで楽しんでいただけるような仕組みが作れていけたらいいな~と思っています!
んー、あとは同じような想い、熱い想いを持っている方と、同じ方向性を向いて活動して行けたら非常に楽しくなるだろうなと思っていますし、今後ますます勢いを増していくんじゃないかな、なんて考えていますね。
お客様へメッセージをお願いします!
食に向き合い、味わって食べてほしい
ー安達さん:感謝の言葉を改めて伝えるのは、日本人は恥ずかしいと感じるところがあると思います。そんなときはぜひ「ありがとうプリン」を活用してみてください。また、この「ありがとうプリン」をきっかけに、スイーツ・食事をじっくり味わうことを大事にしていただけたらうれしいなと思っています!
スマホ片手に食べると、味の違いや食感の違いに気が付きにくいんですよね。“いつもよりいいプリン”だからこそ「ちゃんと味わってみよう、ちゃんと食べてみよう」のような気持ちが生まれ、それが食べることへの楽しみにつながっていくのではと感じています。いろいろなプリンを食べ比べていくうちに「やっぱり「ありがとうプリン」はおいしいね」と実感してくださったら、私としてはうれしい限りです!
まとめ
楽天市場のセミナーに参加されてご自身でも勉強して人気ショップになり、アンバサダーとのご縁が新しいお客様獲得につながり、そして今回の弊社とのタイアップ。まさに「ありがとう」がつないでくれたご縁だなと感じました!
今回は『杏堂』の魅力について詳しくお伝えしてきました。「母の日、父の日のプレゼントに贈ってみようかな。」と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。販売店舗、価格、発送日などの詳細については下記をチェックしてください!
普段は照れくさくて伝えられない、あなたの感謝の気持ち。「ありがとうプリン」にのせて届けてみませんか?
【商品詳細】
商品名 | ふわとろ絶品 ありがとうプリン |
価格 | 2,970円〜4,400円(税込) ※販売サイトにより、送料別・込と異なる為、詳細は販売サイトをご確認ください。 |
内容量 | 6個 |
保存方法 | 要冷蔵(10℃以下) |
賞味期限 | 別途商品ラベルに記載 |
購入可能場所 | プリン専門店 杏堂 公式サイト 楽天市場 |
発送日 | 毎週月曜日と木曜日に製造、発送 |
【店舗情報】
店舗名 | プリン専門店 杏堂 ※オンライン販売のみ |
公式サイト | プリン専門店 杏堂 公式サイト |
SNS | 公式Instagram |
『杏堂』安達様、このたびは取材へのご協力、ありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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