新潟のだし専門店発。鰹節の旨みが効いた「おいもとわたし」の『スイートポテト』

編集部が選ぶ本日のおやつ

『スイートポテト』1個260円

新潟県三条市にある「ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT」は、おだしの専門店として知られる場所。そこから誕生した新ブランド「おいもとわたし」の『スイートポテト』は、生地に鰹節の出汁を練り込んだという、ちょっと意外なスイーツだ。実際に食べてみた。

スイートポテトはプレオープン販売になったばかりのようで、店内には「ぜひご試食いただき、あなたの直感をシールで教えてください」というポップと合わせて、試食用のシールアンケートが設置されていた。おだしの専門店だからこそ、味の受け止められ方を丁寧に確認している様子がうかがえた。

店頭の説明によると、新潟県産の紅はるかを使った生地に鰹節を練り込むことで、噛むほどに広がる芳醇な香りと、後を引く「旨み」を引き出しているそうだ。

個包装になったスイートポテトは、手のひらにおさまるくらいの大きさ。表面はこんがりと焼き色がついていて、割ってみると、栗きんとんを思わせるような、しっとりとした粒感のある生地が現れる。

一口食べると、まず感じるのは上品な甘さ。お芋そのものの素朴な味わいが広がったあとに、噛むほどじんわりとうまみが引いてくる。

出汁の存在は主張しすぎず、「言われてみれば、たしかに」と思えるくらいの、控えめな効かせ方だった。出しゃばらないのに、確かにそこにある。そのバランスには、開発する上でかなり神経を使ったんだろうな、という真剣さが伝わってきた。

お土産用の個包装だけでなく、店内で食べる場合は『スイートポテト三種の食べ比べセット』も用意されている。あごだし・カスタード・みたらしという三種のたれを付け替えながら味わえるセットで、同じ生地でも印象がどう変わるのか、食べ比べてみたくなる内容だった。

なお個包装のスイートポテトは1個260円(税込)。プレオープン販売中は、バラ売りのみの取り扱いとのことだった。

お芋の甘さと出汁のうまみ、一見意外な組み合わせだけれど、食べてみるとちゃんと調和していて、新潟・三条らしいものづくりの丁寧さを感じられる一品だった。

※記事内の情報は9月上旬時点のものです。最新情報は店舗の公式サイト等でご確認ください。

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本記事のライター Profile

赤川 亜紀子

元薬剤師。薬剤師として22年間勤務し、腸活歴は25年。体にいいことをあれこれ試すのが好きな健康オタクです。
その一方で、おいしいものとお酒も大好き。「健康のために我慢する」のではなく、おいしいものを楽しみながら健やかに暮らすことを大切にしています。
現在はライターとして、SEO記事やインタビュー記事、Webサイト・LPなど幅広く執筆。味はもちろん、素材や作り手のこだわりにも注目しながら、「本当においしい」と思えるスイーツをご紹介します。

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