それぞれの素材の味を大事にした調理法が守られているほど、食への意識が高い国イタリア。見た目もオシャレな料理やスイーツが多く、ハイレベルな食文化が広がっていきました。 そこで今回は、イタリアのお菓子を【みんなのランキング】の結果をもとにベスト5にして、ご紹介します。
目次
第1位:ジェラート
イタリアのピザやパスタと並ぶ美食のシンボルの1つである「ジェラート」が第1位です。フルーツやチョコレート、ピスタチオやナッツなどを混ぜたものを凍らせて作る、イタリア人には外せない夏のお菓子。
ジェラート職人が作るのは空気含有量が35%未満(*)と少ないため、濃厚でフレッシュな味が特徴です。イタリア国内に4万点以上のお店があり、ジェラートの経済効果はなんと約10億ユーロと言われています。
*参考サイト:西原商会
おすすめのお店『Giolitti ジョリッティ』
引用元:公式サイト ジョリッティ
創業者ジュゼッペ・ジョリッティ氏によって1900年から始まったローマの老舗ジェラート店。イタリア王室御用達であり、名画「ローマの休日」で、オードリーヘップバーンが食べていたことでも有名なお店です。
クオリティの高い素材を使い、伝統を重んじた丁寧な手仕事による繊細な美味しさは職人の想いを感じます。代々大切に守り続けてきたレシピは門外不出で、今は4代目が想いとともに秘伝のレシピを受け継いでいます。
商品名 | ジェラート |
価格 | ※2023年11月6日現在 |
購入方法 | 店舗のみ |
第2位:バーチ・ディ・ダーマ
引用元:楽天
貴婦人のキスという意味をもつトリノの伝統菓子です。見た目がキスマークに似てることが名前の由来となっていて、マカロンの原型とも言われています。アーモンドプードルと薄力粉で作られたクッキーに、ジャンドゥーヤクリームが挟まれていて、軽い食感が特徴です。
イタリアではアーモンドプードルを使った焼き菓子の総称をアマレッティと言い、多種多様なバリエーションがあります。「バーチ・ディ・ダーマ」はトリノ風の1つと言われています。現地のスーパーの定番菓子の1つで、イタリア旅行のお土産としても有名です。
おすすめのお店『bicerin ビチェリン』
引用元:公式サイト ビチェリン
様々な賞を受賞しており、G7とG20の日本政府公式提供商品にも選出され、世界の元首が口にした『bicerin ビチェリン』の「バーチ・ディ・ダーマ」です。
1763年にイタリアのトリノで創業し、戯曲家プッチーニ、哲学者ニーチェ、文豪ヘミングウェイなどさまざまな歴史に残る著名人が訪れた伝説のお店です。
口に入れるとアーモンドの香ばしさが広がるクッキー生地と、サンドしているチョコレートのマリアージュは本格的な味わいです。「接待の手土産 セレクション 2019」で殿堂入りしているので、贈り物としても重宝されています。
商品名 | バーチ・ディ・ダーマ |
価格 | 1,944円(税込)/6粒入り |
購入方法 | 公式オンラインショップ |
第3位:クロスタータ
イタリアの家庭でもよく作られる定番の伝統菓子「クロスタータ」。クッキー生地のタルトのことで、ジャムを塗って焼き上げる素朴なお菓子です。どの家庭でも日常的に食べられていることから母のお菓子とも言われています。
発祥は諸説ありますが、キリストの復活が象徴される材料を使用していたため、修道女が作ったというのが有力視されています。今でも聖金曜日に準備し、イースターの間に食べるという習慣もあるそうです。
おすすめのお店『amarena アマレーナ』
引用元:公式サイト アマレーナ
1ヵ月で3万個売れる大ヒット商品「クロスタータ」の2003年創業開始から製造販売実績日本一の『amarena アマレーナ』。メディアにも多数出演しているほどの人気店です。
良質な食材を自分たちの五感で一つ一つ厳選して、食材たちが喧嘩をしないように丁寧に作り上げています。特にタルト生地は秘伝のレシピになっており、このお店でしか味わえない「クロスタータ」はお取り寄せとしても有名な一品です。
商品名 | クロスタータ |
価格 | ※2023年11月6日現在 |
購入方法 | 公式オンラインショップ |
第4位:ビスコッティ(カントゥチーニ)
引用元:公式サイト ビナーシェ
カントゥチーニとも呼ばれる、伝統菓子の1つ「ビスコッティ」。棒状に延ばして焼いたクッキー生地を中までしっかり火を入れて焼いたお菓子です。トスカーナ地方が発祥で、州都のフィレンツェなどの町のいたるところでお土産として人気となっています。
レストランでは甘口ワインとセットになっていることが多く、食事時間の会話を大切にするイタリア食文化において、食後の会話の潤滑油のようなポジションのお菓子なのです。
おすすめのお店『ビスコッティ専門店 ビナーシェ』
引用元:公式サイト ビナーシェ
トスカーナ地方に伝わる伝統的な製法で、一切妥協せず作り上げた渾身の一品の「ビスコッティ」です。素材の味と香りがいつまでも口の中に残ることを目的に、焦がさないように温度調節しながら小麦粉にしっかり火を入れています。
長い焼き時間を設けることによって他の菓子にはない食感や香り、余韻の長さが表現されています。焼きの力がつまった飽きの来ない味わいは、本物のシンプルイズベストと言える逸品です。
商品名 | 【Lサイズ】Biscotti semplici(プレーン)140g |
価格 | 1,058円(税込) |
購入方法 | 公式オンラインショップ |
第5位:ティラミス
イタリアデザートと言えばの代表格の1つである「ティラミス」。ヴェネチア語の表記で直訳すると、私を元気づけてと言う意味があり、北イタリアを中心に愛され続けています。
本場の「ティラミス」のクリームの部分には、卵と甘い砂糖が入っていて、滋養強壮の役割があったようです。18世紀ごろには夜遊び前に女性がティラミスにメッセージを込め、男性にふるまっていたと考えられています。
一説によると、ティラミスが有名になった理由は“夜のお菓子”だったからとされ、現在のイタリアでも、ティラミスは夜にしか出さないというお店もあるようです。
おすすめのお店『ティラミス専門店デル・ティラミス』
引用元:公式サイト デル・ティラミス
芸能界のグルメ通、プロスポーツ界の世界レジェンド、日本代表選手達、各界の著名な方、美食家をはじめ、他県からも来店される多くの人が虜になってしまう奇跡の「ティラミス」です。
秘伝のレシピを最高級会員制レストラン元総料理長から託されたことや、希少な食材と最高品質の珈琲豆との出会いなどのいろいろな奇跡がありました。500回以上の試行錯誤を繰り返し、奇跡と努力が織りなす最高のバランス、黄金比の誕生です。
食べると幸せな気持ちになり、自然と笑顔がこぼれる「幸せなティラミス」は、作り手の仲睦まじい夫婦の象徴なのかもしれませんね。
商品名 | 奇跡のティラミス |
価格 | 2,700円(税込) |
購入方法 | 公式オンラインショップ |
まとめ
今回は、イタリアのお菓子人気ランキングベスト5をご紹介しました。イタリアのお菓子は食べやすく、クセになる味わいのものが多いと言われています。仕事や家事に追われ忙しい日々を過ごしている方も多いと思います。
たまにはイタリアの食文化を取り入れて、ゆっくり会話をしながら食事をして、こころもからだもリラックスするのもいいですね。
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