日本では、お菓子というと和菓子だけでなく、海外から入ってきたたくさんの洋菓子を食べることができます。いろんな洋菓子がありますが、その洋菓子がどこの国のものか知らずに食べている人も多いのではないでしょうか。
今回は、いいモノ.com編集部が厳選した、フランス生まれのスイーツベスト10をご紹介します。さまざまな洋菓子の発祥地フランスには、有名なお菓子がたくさんあることはご存じの方も多いでしょう。
そんなフランスのお菓子には上品な味わいだけではなく、見た目の美しさ、かわいらしさなども魅力ですよね。そんなフランスのお菓子は、自分へのご褒美としても、ギフトとしてもピッタリ。ぜひ、お気に入りのスイーツを見つけてみてくださいね。
目次
みんなが好きなフレンチスイーツベスト10
スイーツランキング1位:マカロン
砂糖・卵白・アーモンドを使用した焼き菓子のマカロン(仏: macaron)は、半分は砂糖でできていてとても甘いです。色とりどりのマカロンはプレゼントしてもきっと喜ばれますね。
名前は「練った生地を切った」という意味に由来するそうです。アーモンドの香るシンプルな生地の素朴な雰囲気のものから、華やかにトッピングを施したものまでありますが、ころんとした形がとても愛らしく1位に選ばれるのも納得!
スイーツランキング2位:フォンダン・オ・ショコラ
フォンダン・オ・ショコラは、フランスのチョコレートケーキ。日本語では「フォンダン・ショコラ」「フォンダント・ショコラ(フランス語: fondant au chocolat)」ということもあります。
fondant は「溶ける」という意味。ケーキ生地の中心にガナッシュチョコレートを入れて焼き、割ると中からチョコレートが溶け出します。温かいチョコレートのデザートは、バレンタインの季節にもぴったりですね。
溶け出す瞬間のチョコレートの華やかな香りもおいしさの一つ。フレンチのコースの締めくくりとして出てきたら、とてもうれしい一品です。
スイーツランキング3位:シュークリーム(シュー・ア・ラ・クレーム)
中が空洞の生地の中に、カスタードクリームなどを詰めた洋菓子の一種シュー・ア・ラ・クレーム「chou à la crème」。詰めるクリームについては、チョコレートクリームや果汁(イチゴ、メロン、マンゴー等)を使ったクリームなど、さまざまな種類があります。
シューの形やかたさもいろいろあって、子どもから大人までみんなを笑顔にする大好きスイーツ。「シュー」というのがキャベツという意味なのは有名ですね。
スイーツランキング4位:エクレア
シュー菓子の一種エクレア(フランス語: éclair、フランス語発音: [eklɛʁ] エクレール)。「雷」や「稲妻」を意味するフランス語で、細長いシュー生地にカスタードやホイップなどのクリームを入れて、チョコレートやフォンダンをかけた代表的なスタイルは「エクレール・オ・ショコラ」とも呼ばれます。
今では、フルーツをたっぷり取り入れたり、ナッツをトッピングしたり、様々なエクレアを見かけるようになりました。
スイーツランキング5位:クレープ
フランス北西部のブルターニュ地方が発祥のクレープ(フランス語: crêpe)。元になったのは、蕎麦粉で作った薄いパンケーキのガレット(galette)という料理で、クレープは、パンケーキの一種です。
伝統的な蕎麦粉の生地に、ツナやハム、野菜などを使ったお食事系もおいしいですが、フルーツやプディング、アイスクリームなどをトッピングしたクレープはパフェのようで、見ているだけでも楽しくなりますね。
クレープは、焼き立ての生地がおいしくて、フレッシュなフルーツやクリームもふんだんに使っています。お取り寄せではなくて、出来立てをすぐに いただくという楽しみがありますね。
スイーツランキング6位~10位
6位 フィナンシェ
フランス起源のバターケーキや焼き菓子で、17世紀にナンシーの”L’ordre des Visitandines”(聖母訪問教会)の修道女によって作られたことから古くはヴィジタンディンと呼ばれていたそうです。コンビニでも手軽に買って食べられますよ。
7位 クレーム・ブリュレ
カスタードプディングと似ていますが、表面をバーナーであぶってキャラメリゼしてあり、くずしながら食べるデザート。フランスでは定番のスイーツです。フレンチレストランだけでなく、身近なカフェでも取り扱っていることがあるので、見かけたらぜひ食べてみてください。
8位 ガトーショコラ
とてもシンプルな見た目ですが、中がしっとり濃厚です。シンプルさと贈りやすさでバレンタインの定番。簡単に作れるので、レシピも豊富にあります。たまには手作りして食べるのもいいですね。
9位 カヌレ
正式名はカヌレ・ド・ボルドー。カヌレ=溝の付いた、という意味のフランス語です。フランスのボルドー女子修道院(fr:Couvent des Annonciades)で古くから作られていた、ミツロウ入りの溝の付いた焼き型で焼いたお菓子で、ラム酒入り。最近は、コンビニスイーツとしても人気ですよね。
10位 モンブラン
名前の由来は、アルプス山脈のモンブラン(Mont Blanc)で、フランス語で「白い山」を意味します。イタリアではモンテ・ビアンコ(伊: Monte Bianco)と呼ばれています。昔から日本でも親しまれているケーキの種類ですね。大きな栗ののったモンブランは、食べ応えがあります。
まとめ
今回は、『みんなのランキング』から、フランスのお菓子ランキングの1位から10位までをご紹介しました。お気に入りのスイーツは見つかりましたか?
フランスから伝わってから、長く日本でも愛されているスイーツが上位を占めていました。見た目や味わいに上品さがあり、デザインやネーミングにもフランスらしさがあり、もちろんとてもおいしいです。
家族との団らんにも、ひとり時間を楽しむ時間にも、またギフトとしても、選んでうれしいフレンチスイーツ。ぜひ日本で、フランスの味を楽しんでみてくださいね。
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