大人にとっては懐かしく、子どもにとっては新鮮。駄菓子を前にするとなぜかみんなが笑顔になる、まるで魔法のようです。そんな駄菓子で特に人気があるのは一体どれでしょうか。gooランキングを基に人気の駄菓子TOP3をご紹介します。
駄菓子ランキング第1位:「うまい棒」シリーズ
商品写真引用元URL:https://dagasiya.com/shopdetail/000000001160/ct8/page2/recommend/
商品販売公式サイトURL:https://dagasiya.com/
駄菓子ランキング第1位は「うまい棒」シリーズです。
うまい棒といえば駄菓子の代表のような存在。日本国民の多くが食べたことがあるんじゃないかと思うほど浸透しています。軽い食感やバラエティの豊富さ、たまに度肝を抜かれるようなフレーバーが発売されるところも大きな魅力です。
うまい棒は駄菓子としては珍しかった個包装。発売当初からでした。当時は、駄菓子といえば大きな袋やケースに何十個とまとめて入って売っているのが定番。その時代に個包装にした理由は「コーンパフがしけやすく、大袋での販売を断念」したからだそうです。
商品の単価が安いため、個包装でも利益を出すためには相当な苦労があったとか。
包装フィルムに無駄が出ないようにカットしたり、製造でも無駄を極限まで省いたり。もっともコストがかかったのは実は輸送費で、すき間なくダンボールに詰め、さらにすき間なくトラックの荷台に積むために、箱やパッケージのサイズをずいぶんと工夫したそうです。
そこでうまい棒に穴を開けることになりました。うまい棒の穴はコスト削減ではなく強度を高めるためだったんですね。おかげでパッケージを開けた時に割れたうまい棒が出てくることがほとんどなくなった、というわけです。
確かに、いまだにパッケージの中で割れているうまい棒をまだ見たことがありません。
【商品概要】
商品名:うまい棒
内容量:5~6g(チョコレートは1本)
賞味期限:120~150日(チョコレートは240日)
駄菓子ランキング第2位:「ブラックサンダー」シリーズ
商品写真引用元URL:https://dagasiya.com/shopdetail/000000000033/ct12/page3/recommend/
商品販売公式サイトURL:https://dagasiya.com/
駄菓子ランキング第2位は「ブラックサンダー」シリーズです。
ブラックサンダーが生まれたのは1994年。駄菓子の中では比較的新しいラインアップです。固めのザクザクチョコレートとココアクッキーの風味が大人も楽しめるブラックサンダーシリーズ。特に「プレミアムシリーズ」は本格的な味わいです。
今ではフレーバーも多彩で人気の駄菓子ですが、一時販売中止に追い込まれるほど不人気だったことがありました。それが何と1995年、発売翌年のこと。
そのまた翌年、九州地区限定で販売したところ口コミで評判になり、生産が継続できるようになったそうです。それでもそこから全国展開まで約10年かかっています。あの時、九州で限定販売されなければ、私たちは今でも食べることができなかったかもしれませんね。
手軽に食べられて、30円という価格なのにボリュームも満点。ブラックサンダーの功績はこれまでの駄菓子の概念を覆したことにあります。
【商品概要】
商品名:ブラックサンダー
内容量:標準21g
駄菓子ランキング第3位:「ベビースターラーメン」シリーズ
商品写真引用元URL:https://www.oyatsu.co.jp/product/babystar/list/#category_1_01
駄菓子ランキング第3位は「ベビースターラーメン」シリーズでした。
ベビースターラーメンの誕生は、TOP3でもっとも古く1959年。それより前に発売していた即席めんの製造過程で、こぼれ落ちためんのかけらに味付けして従業員に配ったことからできた商品です。
それが従業員のみならず、近所でも評判になり商品化されました。食品ロス問題の観点からも、偶然とはいえ素晴らしいアイディアですね。
発売した1959年は名称が「ベビーラーメン」でした。「ベビースターラーメン」に変更したのは1973年で、子どものお菓子でスター的存在になるように、という思いで「スター」を入れたそうです。
今では子どもに限らず、お酒のお供や料理の食材としての地位も確立されました。おやつカンパニーのホームページではベビースターラーメンを使ったレシピがたくさん紹介されています。
【商品概要】
商品名:ベビースターラーメン
内容量:21~144g(チキン味)
まとめ
今回は駄菓子の人気ランキングTOP3を、gooランキングを基にご紹介しました。
小さい時から食べていても飽きることなく、今でも食べたくなってしまう駄菓子はさすがロングラン商品ですね。マイナーチェンジを繰り返しているそうですが、それも飽きられないポイントかもしれません。
これからも年代に関係なく同じ駄菓子の思い出が語り合えるような世の中であってほしいと思います。
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