亀田製菓は、米菓の代表的なメーカーと知られています。おいしいおせんべいやおかきなどありますが、みんなが好きな商品はどれか何が売れるのか、気になりますね。今回は亀田製菓のお菓子ランキングTOP3をご紹介いたします。いいモノ.com編集部が厳選しました。
亀田製菓のお菓子ランキング
第1位:ハッピーターン
商品写真引用元URL:https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/983490.html
商品販売公式サイトURL:https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/983133.html
亀田製菓のお菓子ランキング堂々の第1位はハッピーターンです。
ハッピーターンが生まれた1976年当時、おせんべいといえばまだまだ堅焼きのしょうゆ味が定番でした。
ところがこのハッピーターンのコンセプトは「洋風の甘いお菓子のようなおせんべい」。
完全オリジナルの新しい試みでした。
しかもハッピーターンの代名詞とも言える魔法の粉(ハッピーパウダーというそうです)はかなり画期的で、それまでのおせんべいのイメージをガラリと変えました。
そこで包装も一工夫。
従来のおせんべいはひとつの袋に裸のおせんべいを詰めていましたが、ハッピーターンにはパウダーがついていたため、裸のまま袋詰めをしてしまうとパウダーがとれてせっかくのおいしさが半減してしまいます。
その上、ハッピーターンのパウダーで手を汚してしまう、という課題もありました。
そこでクッキーの包装をヒントにおせんべいで初めての個包装に。
それが功を奏し、パウダーが落ちない、手も汚れない、みんなで分け合える、と思いもよらない効果を得ることができました。
今では当たり前の個包装ですが、米菓ではハッピーターンが初めてだったんですね。
【商品概要】
名称:ハッピーターン
内容量:60g×4/32g/67g/108g
賞味期限:150日
第2位:亀田の柿の種
商品写真引用元URL:https://www.kamedaseika.co.jp/cs/?p=item.itemDetail&itemId=1025
商品販売公式サイトURL:https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/983417.html
亀田製菓のお菓子ランキング第2位は亀田の柿の種です。
「柿の種」の頭に「亀田の」と付いているのは、亀田製菓が柿の種を発売した1966年よりも前、1925年に「浪花屋製菓」が発売していたからです。
ずいぶんと歴史ある米菓なんですね。
1990年代のドライビールのヒットでお菓子のイメージだけじゃなく、おつまみとしての地位も確立したころから、亀田の柿の種がトップシェアを占めるまでとなりました。
柿の種といえば、ピーナッツの比率が話題に上ることがあります。
最初、ピーナッツは入っていませんでしたが、何らかのきっかけで(諸説あります)柿ピーが誕生したのは1955年頃だそうです。
こちらも長い歴史がありますね。
亀田製菓では柿の種とピーナッツとの比率は、当初8:2でした。
ピーナッツが今より高価だった時代で、小粒のピーナッツが使用されていたそうです。
1970年代に入り、ピーナッツを大粒に変更した際に比率を5:5にしましたが、評判が悪くすぐに変更。
市場調査をして6:4に。
この6:4の時代が長く続きました。
それから比率を変更したのは2020年です。
消費者から直接投票してもらい、一番投票者数が多かった7:3を採用。
社内で商品テストを繰り返し、2020年に商品化されたとのことです。
今では「柿の種だけ」「ピーナッツだけ」なども販売され、自分の好みで配合もできますし、もちろん10:0なども可能になっています。
自分だけの黄金比率を探すのも楽しそうですね。
【商品概要】
商品名:亀田の柿の種
内容量:71g/82g/190g/252g
賞味期限:180日
第3位:ソフトサラダ
商品写真引用元URL:https://www.kamedaseika.co.jp/cs/?p=item.itemDetail&itemId=1470
商品販売公式サイトURL:https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/983475.html
亀田製菓のお菓子ランキング第3位はソフトサラダです。
1位のハッピーターンに続いてソフト系せんべいのランクインとなりました。
ソフトサラダが発売されたのはハッピーターンより6年早い1970年。
既に50年が経過しています。
実は、亀田製菓ではソフトサラダに先駆けて「サラダホープ」を1961年に発売しています。
これが大評判となり生産が追いつかないほどでした。
そのため、亀田製菓の地元・新潟県限定にいったん切り替え、生産ラインを確保したのち全国展開に。
が、時すでに遅し。
類似品が先に出回っていて全国展開を見合わせざるを得なかった、という過去があります。
そんなことを経験したのちに発売したソフトサラダはすぐに全国展開され、現在まで愛されるソフト系せんべいの代表になっている、というわけです。
優しい塩味とサクサクした食感が楽しいソフトサラダは、子供からお年寄りまで楽しめる「新潟型」せんべいです(堅焼せんべいは「草加型」)。
【商品概要】
商品名:ソフトサラダ
内容量:20枚
賞味期限:150日
まとめ
今回は亀田製菓のお菓子をご紹介いたしました。1位から3位まで全てがロングラン商品でした。亀田製菓の米菓が、いかに長く愛されてきたかがわかります。2017年で亀田製菓は会社設立60周年を迎えました。
最近ではおいしいだけではなく、体にもやさしいお菓子が発売されていたりと開発のスピードはさらに増しているように感じます。次はどんなお菓子が発売されるのか、ますます楽しみです。
【あわせて読みたい!いいモノ.comのその他の記事】