あたたかい風が吹き始め、春の気配を感じる頃になりました。ふと見上げると桜のつぼみが膨らんでいる光景に春の訪れを感じている方も多いことでしょう。
桜の季節といえば、日本では古くから続く風習・お花見です。ここ数年で下火になってしまったお花見文化ですが、年々活気を取り戻しており、「今年はまた集まってお花見をしよう」という話がちらほらと聞こえてきています。
今回はお花見のおともにぴったりな桜モチーフの生菓子5選を紹介します。見た目も香りも華やかな桜の和菓子は、お花見にはぴったりのスイーツです。本記事を参考に、お花見に持っていくお菓子を探してみてください。
目次
春といえばお花見!桜モチーフの生菓子で心も春爛漫
一般的にお花見といえば、春に桜を見ることを指します。心地よい春の空の下、満開の桜はそれは見事なものです。時間帯によって様々な表情を見せてくれる桜に、日本に暮らす人々は長い間心を奪われてきました。
桜を眺めながら会食を楽しむにあたり、「お花見のおともは何がいいだろうか」と悩まれる方も多いことでしょう。そんな時には季節限定販売の生菓子はいかがでしょうか。お花見の時期に登場する桜モチーフの生菓子は、お花見のおともにぴったりです。
今回の記事では、桜をモチーフにしたお花見におすすめの生菓子5選を紹介します。
桜モチーフの生菓子①桜くず餅【宇治安】
引用元:Amazon 宇治安販売ページ
最初に紹介するのは、150年続く京都の老舗『宇治安』の「桜くず餅」です。
『宇治安』は日本三大茶のひとつである宇治茶を扱うお店です。茶葉にこだわる日本茶の老舗が手掛けるわらび餅や葛餅は、日本茶とよく合う味わいで多くの人々に愛されています。
「桜くず餅」は、2~4月に販売されている『宇治安』の春限定商品です。桜の後味がふんわりと残り、ひと口食べると口の中いっぱいに春の香りが広がります。ぷるぷるとした葛餅ならではの食感がたまらない一品です。
商品名 | 桜くず餅 |
価格 | 1,296円(税込) |
内容量 | 120g×2個 |
賞味期限 | 365日 |
保存方法 | 高温・多湿・直射日光を避け、涼しいところで常温保存 |
桜モチーフの生菓子②桜どら焼き【くらづくり本舗】
続いて紹介するのは、『くらづくり本舗』の「桜どら焼き」です。老若男女問わず人気の高いどら焼きを、春らしく桜餡で仕上げています。
『くらづくり本舗』のどら焼きは、皮部分がしっとりふんわりとしているのが特徴です。卵をふんだんに使った風味豊かな生地を、独自の製法でふっくらと焼き上げています。その中に桜餡クリームをたっぷりと挟んだのが「桜どら焼き」です。
「桜どら焼き」に使用されている桜餡クリームは、白餡とミルククリーム、そして桜の葉を合わせることで桜の香りと味わいを最大限に引き出しています。淡いピンク色がかわいらしい反面、甘さは控えめで食べやすいのもうれしいポイントです。
商品名 | 桜どら焼き 5個入り |
価格 | 1,400円(税込) |
内容量 | 5個 |
賞味期限 | 3日 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け常温保存 |
桜モチーフの生菓子③桜もなか【銀座あけぼの】
引用元:銀座あけぼの 公式サイト
続いて桜の花のかたちを模したかわいらしい生菓子を紹介します。『銀座あけぼの』の「桜もなか」は、桜色のもなかにあんこと求肥を包み込んだ上品な生菓子です。
さくさくとしたもなか部分には桜の葉が混ぜこまれており、ほんのりと桜の香りが香ります。中に入っているのは北海道産小豆を使用したこしあんです。なめらかな舌触りがもなか皮とよく馴染みます。
さらに中央にはもちもちとした食感が特徴的な求肥が入っています。もなか皮とこしあん、そして求肥の異なる食感と味わいが見事に融合した「桜もなか」は、春限定の絶品生菓子です。
商品名 | 桜もなか |
価格 | 1,134円(税込) |
内容量 | 6個 |
賞味期限 | 18日 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存 |
桜モチーフの生菓子④桜くずきり【俵屋吉富】
引用元:俵屋吉富 公式オンラインショップ
日本三大和菓子どころのひとつに数えられる京都には、古くから続く老舗の和菓子店が多くあります。「桜くずきり」の販売元である『俵屋吉富』は、手づくりにこだわった京菓子どころのひとつです。
おまんじゅうや琥珀糖で有名な『俵屋吉富』ですが、くず湯やくずきりにも様々な種類があります。今回紹介する「桜くずきり」は、桜の塩漬けが入った春ならではのくずきりです。
くずきり特有のつるんとした舌触りとともに、口いっぱいに桜の香りが広がります。くずきりは多くの場合黒蜜をかけて食べることが多い生菓子ですが、「桜くずきり」は桜の香りが移った桜蜜で食べるのがおすすめです。
商品名 | 桜くずきり |
価格 | 486円(税込) |
内容量 | 1本 |
賞味期限 | 30日間 |
桜モチーフの生菓子⑤きんつばさくら【きんつば中田屋】
最後に紹介するのはきんつばの名店『きんつば中田屋』の「きんつばさくら」です。
きんつばとは、小麦粉を使った生地であんこを包んで焼いた生菓子のこと。日本刀のつばのような形をしていることから、きんつばと名づけられたといわれています。
『きんつば中田屋』はその店名の通りきんつばを看板商品として取り扱う名店です。大粒の大納言あずきを使用した粒あんを、昔ながらの製法できんつばに仕立て上げています。
「きんつばさくら」はこの時期になると登場する春限定のきんつばです。ふっくらと炊き上げた白あんを包み、中央には桜の花があしらわれています。ふんわりと桜の風味が香るのが特徴で、毎年販売開始を楽しみにしているリピーターも多い人気商品です。
オンラインショップでは、今年は3月31日までの販売となっています。お花見にぴったりの「きんつばさくら」が気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
商品名 | きんつばさくら 3個入りパック |
価格 | 810円(税込) |
内容量 | 3個 |
賞味期限 | 製造日より14日 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて冷所で保存 |
まとめ
桜は日本を代表する花の一つです。春になると各地で楽しめる満開の桜は、世界各地から注目される春の風物詩といえるでしょう。お花見をしながら会話や食事を楽しむ光景も、この数年で戻りつつあります。
そしてこの時期になると登場するのが桜スイーツです。淡いピンク色がかわいらしく、桜の香りも趣があって毎年人気を集めています。特に和菓子は日本の四季を反映したものが多いため、桜モチーフの商品が店頭に並んでいるのを見る機会も多いのではないでしょうか。
今回はお花見にぴったりな桜モチーフの生菓子5選を紹介しました。日本の伝統行事であるお花見に、和の心が詰まったこだわりの生菓子で彩を添えてみませんか。