おうちにいながら、本格的でおいしいパンを食べたいと思ったことはありませんか? そんな思いを叶えてくれる商品が、冷凍クロワッサンです。パン生地をクロワッサンの形に整えた状態で冷凍してあります。
パンといえばスーパーやパン屋さんなどのお店で買うのが一般的という方も多いでしょう。しかし、冷凍クロワッサンにはお店のパンにはない魅力があるんです。今回は、冷凍クロワッサンの魅力やおいしく食べるための調理方法、おすすめの商品などをご紹介します。ぜひご覧ください。
目次
冷凍クロワッサンの魅力とは?
パン屋さんやスーパーで買うパンと冷凍クロワッサン、一体何が違うの? 冷凍ってパサパサしていそうだけど、おいしいの? そう思われる方もいるでしょう。ここではお店で買う通常のパンと比較をしながら、冷凍クロワッサンの魅力についてお伝えします。
魅力その1.長期保存ができる
冷凍クロワッサンの一つ目の魅力は、長期保存ができることです。パン屋さんやスーパーなどで買ったパンの賞味期限はわずか数日。長いものでも一週間程度です。常温保存だと日持ちさせるのは難しいですよね。パンを買いだめしてストックするのはなかなか大変です。
一方、冷凍クロワッサンは冷凍保存が基本。通常のパンと比べるとかなり日持ちしますし、賞味期限内であればある程度のストックも可能です。「パンがひとつもない!」という場合でも、冷凍クロワッサンのストックがあれば安心ですね。
魅力その2.焼きたてが食べられる
冷凍クロワッサンの二つ目の魅力。それはなんといっても、焼きたてパンを食べられることです。パン屋さんで焼きたてパンを買っても、食べる頃には冷めてしまっていたという経験はありませんか? 仕方がないことですが、お店で購入するとタイムラグが生じてしまいます。
しかし冷凍クロワッサンを買えば、いつでも焼きたてを楽しむことが可能です。なぜなら、焼き上げる前の生地を冷凍した状態で販売しているものがほとんどだからです。加熱が必須なので、解凍した後オーブンやオーブントースターで焼き上げる必要があります。
家で調理する分、どうしても手間はかかってしまいます。その代わり、お店でパンを買うだけでは経験できないことも。クロワッサン生地が熱で膨らむ瞬間を見たり、バターが焼ける香ばしい香りを感じたり……クロワッサンが焼き上がるまでの工程を楽しめます。
また、焼きたてパンのおいしさは格別です。カリッとした表面と、もっちりフワッとした中身のコントラストを楽しめるのは焼きたてならでは。一度焼きたてクロワッサンを味わえば、虜になること間違いなしですよ。
冷凍クロワッサンのおいしい食べ方は? 解凍方法や焼き方の注意点
冷凍クロワッサンをおいしく食べるのに大切なコツは? もし、調理したクロワッサンが残ってしまったらどうする? ここではそんな疑問にお答えします。
冷凍クロワッサンの調理方法
冷凍クロワッサンの調理方法は、解凍して焼き上げるというシンプルなもの。もう少し詳しく説明しますね。
冷凍庫からクロワッサンを取り出したら、まずは室温で解凍させるのが一般的です。解凍しないまま生地を焼くと、火の通りがバラバラになって焼きムラができてしまいます。クロワッサンをおいしく仕上げるためにも、しっかり解凍しましょう。
解凍時間は商品によって異なるので、説明文をよく読んでおいてください。商品の大きさや季節、室温などにもよりますが、数十分ほど室内に置いておくことが多いようですね。
クロワッサンが解凍できたら、オーブンやオーブントースターで生地を焼き上げます。予熱をする場合が多いので、商品の説明文を確認しておきましょう。指定された温度と時間で焼き上げれば、本格クロワッサンの完成です。
なお、焼きたては生地がかなり熱くなっています。オーブンから取り出す際は、火傷しないよう充分に気をつけてくださいね。
一度調理したクロワッサンの保存方法
せっかくクロワッサンを焼いたけれど、食べきれずに残してしまった……そんな場合の保存方法をお伝えします。
基本的にはお店で買ったパンと同じ。クロワッサンをラップで包み、冷蔵庫に入れて保存しましょう。ラップをすることで、クロワッサンを乾燥から守ることができます。保存の期限は2〜3日。食べる際には、電子レンジかトースターで温めてください。
ちなみに、一度調理したものを冷凍保存すると、解凍した時に食感や風味が落ちてしまいます。せっかくなら、おいしい状態で食べたいですよね。冷凍庫で長期保存ができるのは、焼き上げる前の生地と覚えておきましょう。
おすすめ冷凍クロワッサン5選
おうちで焼きたてが食べられる冷凍クロワッサン。ここではおすすめの冷凍クロワッサンをご紹介します。それぞれの調理方法も簡単にお伝えするので、ぜひご覧ください。
1.【カルディ】オスカーモンド クロワッサン
フランス産の発酵バターを100%使用した、香り高いクロワッサン。焼き上げた時の風味が抜群で、バター好きにはたまりません。クロワッサン自体は飾らないシンプルな味わいで、飽きのこないおいしさ。そのまま食べるのはもちろん、具材を挟んでアレンジしてもおいしく召し上がれます。
なお、カルディの冷凍クロワッサンは厚みがほとんどないので、保存の際に場所を取りません。冷凍庫内はすぐパンパンになってしまうため、場所を取らないのは大事なポイントですよ。
調理方法
1.室温で解凍します。オーブンの天板にクロワッサンを並べて、20〜30分おいてください。
2.オーブンを180℃に予熱します。予熱が完了したら約25分焼き上げます。
商品名 | オスカーモンド クロワッサン 5P |
価格 | 637円(税込) |
内容量 | 55g×5個 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
販売店 | カルディコーヒーファーム |
2. 【業務スーパー】フレンチミニクロワッサン生地
引用元:業務スーパー
業務スーパーで販売されているミニサイズのクロワッサンをご紹介します。小腹が空いた時のおやつや、お子様の朝ごはんにもぴったりのサイズです。食べやすいサイズ感なので、ついつい手が伸びてしまいます。オーブンまたはオーブントースターで調理できますよ。
外側の生地のサクサク感と、もっちりとした中の食感を楽しめます。ほのかに甘い生地は、おやつと軽食どちらにもおすすめですよ。
調理方法
1.室温で半解凍させます。クロワッサンを袋から出し、15〜20分ほどおいておきます。
2.(オーブンの場合)オーブンを185℃に予熱し、クロワッサンを入れて約25分焼きます。
(オーブントースターの場合)オーブントースターを1200Wに予熱し、クロワッサンを入れて約20分焼きます。
商品名 | フレンチミニクロワッサン生地 |
価格 | 429円(税込) |
内容量 | 24g×10個 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
販売店 | 業務スーパー |
3. 【富澤商店】冷凍クロワッサン
引用元:富澤商店
今回ご紹介する冷凍クロワッサンの中で、一番の本格派がこちら。解凍した後に発酵させることで、パン屋さん顔負けのクロワッサンができあがりますよ。
通常の冷凍クロワッサンが解凍→焼成の2工程なのに対して、富澤商店の冷凍クロワッサンは解凍→発酵→焼成の3工程。ただし特別な作業は必要ありません。生地が膨らむまで待つだけです。
食べられるまでに時間はかかりますが、その分口に入れた時の感動はひとしお。待つ価値は充分にアリだと思います。休日のブランチや、ティータイムのお供にいかがでしょう。ぜひ感動を味わってみてください。
調理方法
1.室温で解凍します。オーブンの天板にクッキングシートを敷き、クロワッサンを感覚をあけて並べます。クロワッサンの上にラップをかけ、約50分おいてください。
2.室温で発酵させます。解凍した状態から、さらに90分おきましょう。クロワッサンの大きさが2倍ほどに膨らんだら、発酵完了です。
3.オーブンを180℃に予熱します。クロワッサンの表面に全卵を塗り、180℃で15分焼き上げてください。
商品名 | 冷凍クロワッサン |
価格 | 604円(税込) |
内容量 | 55g×4個 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
賞味期限 | 製造日より50日 |
販売店 | 富澤商店 |
4.【成城石井】フランス産冷凍ミニクロワッサン
引用元:成城石井
フランス産の小麦粉とヨーロッパ産の発酵バターを使ったクロワッサン。マーガリンやイーストフード、ショートニングは一切使っていないそう。素材にこだわったクロワッサンは、シンプルながらも奥深い味わいです。
クロワッサンを焼いていると、発酵バターの芳醇な香りが家中に広がります。バターのおかげでサクサクとした仕上がりです。そのまま召し上がるのはもちろん、ハムや卵などの具材を挟んでサンドイッチにするのもおすすめですよ。
調理方法
1.室温で解凍します。袋からクロワッサンを出し、天板やお皿に並べて30分ほどおきましょう。
2.オーブンを180〜200℃に予熱します。クロワッサンを入れて15〜18分焼いてください。
商品名 | フランス産【冷凍】ミニクロワッサン |
価格 | 647円(税込) |
内容量 | 30g×10個 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
販売店 | 成城石井 |
5. 【無印良品】あんクロワッサン
引用元:無印良品
最後に無印良品のクロワッサンをご紹介します。クロワッサンの中に粒あんが入っていてボリューム満点。1個でもお腹が膨れます。粒あんは甘さ控えめ、さらにクロワッサン生地に塩気があるため、甘いものが苦手な方にも食べやすいですよ。黒ごまのプチプチした食感も楽しめます。
無印良品の「あんクロワッサン」最大の特徴は、室温解凍がいらないところ。冷凍庫から取り出したら、時間を置かなくてもすぐに召し上がれます。食べたいと思った時にすぐ食べられるのは魅力的ですよね。バタバタしがちな朝など、時間がない時に重宝すること間違いなしです。
アレンジもできますよ。クロワッサンに切り込みを入れてバターを挟んだら、あんバタークロワッサンに早替わり。バターのしょっぱさと粒あんのほのかな甘さは相性抜群。間違いの
ないおいしさです。ホイップクリームを添えておやつにするのもおすすめですよ。ぜひお試しください。
調理方法
1.電子レンジで解凍します。500Wで40〜50秒、600Wで30〜40秒ほどチンしてください。
2.オーブントースターで表面がパリッとするまで焼いてください。1分30秒ほど焼くとこんがりしてきます。
商品名 | あんクロワッサン |
価格 | 450円(税込) |
内容量 | 90g×2個 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
賞味期限 | 製造日から90日 |
販売店 | 無印良品 |
まとめ
長期保存ができ、おうちにいながら焼きたてを味わえる冷凍クロワッサン。ご家庭にひとつあると重宝すること間違いなしです。おいしく食べるための調理方法や保存の仕方、おすすめの冷凍クロワッサンなどをご紹介しました。
冷凍クロワッサンを調理する際のポイントは、しっかりと解凍させること。焼いた時にムラがなく、おいしいクロワッサンに仕上がります。また、冷凍保存できるのは焼き上げる前の生地のみ。風味が落ちてしまうので、焼いた後のクロワッサンはラップにくるんで冷蔵庫で保存しましょう。
フランス産の小麦粉や発酵バターを使ったり、パンの中につぶあんが入っていたり……。焼く前に発酵させる本格派もあって、それぞれ特色がありますね。いろいろな冷凍クロワッサンを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。ぜひお気に入りを見つけてみてください。
焼きたてクロワッサンで、食卓に彩りと笑顔が生まれますように。